日本将棋連盟公式記録の謎
藤井聡太八冠の各種記録(対局数、勝数、勝率、連勝)は、ファンの間で常に注目されています。しかし、日本将棋連盟が発表する公式記録には、「未放映のテレビ対局を除く」という記載があり、正確な情報は隠されています。
未放映のテレビ対局とは、銀河戦とNHK杯のことです。両棋戦は公式戦であるため、日本将棋連盟の公式記録に反映されます。しかし、日本将棋連盟の公式記録は時系列で管理されており、放映日ではなく収録日(実際に対局した日)が基準となります。
銀河戦とNHK杯では、収録日と放映日が異なるため、棋士たちの記録には矛盾が生じる可能性があります。日本将棋連盟はスポンサーに対する配慮から、放映日以降でないと正確なデータを明らかにしません。
そのため、我々将棋ファンは憶測に基づいて妄想を楽しむしかありません。しかし、正確な情報を知りたいファンにとっては、不満の声も少なくありません。
藤井八冠は14連勝中と妄想してみる
2023年11月20日現在、日本将棋連盟の公式記録では、藤井八冠の連勝記録は「10」「9」の二つが存在しますが、どちらが現在進行形のデータなのかはわかりません。
妄想開始
藤井八冠の連勝記録のスタートは、2023年9月9日のJT杯(対戦相手は菅井竜也八段)です。
私の手元の集計によれば、公に表明されている情報だけでは「11」連勝となっています。しかし、2023年10月28日に放映された銀河戦の対羽生善治九段戦は8月11日に収録されたと推測されるため連勝記録から除外されます。それを裏付けるように、日本将棋連盟が公表する藤井八冠の連勝記録は「10」としています。
9月9日から11月19日(JT杯決勝)までの期間に収録された公式戦(銀河戦、NHK杯)は、その結果によって藤井八冠の連勝記録に影響を与えます。
未放映の銀河戦は決勝まで進んでいると推測されており、もし決勝で丸山九段に勝利していた場合、2023年11月22日現在の連勝記録は「14」となる可能性があります。ただし、負けている可能性も考えらるので、今後の5ch解明班の活動に期待です。
下表の「勝数」は日本将棋連盟公式データと一致しています。また、「○?」は非公表だが勝利していると推測される棋戦を示しています。
日付は対局日(放映日)であり、収録日の推測は「棋戦」列に記載しています。銀河戦の放映前データは、連勝記録を容易に計算できるよう、収録日とされる日付に配置しています。
*未放映対局の結果は妄想です「○?」
勝数 | 日付 | 結果 | 先後 | 棋戦 | 対戦相手 |
8/31(木) | ● | 先 | 第71期 王座戦1 | 永瀬拓矢王座 | |
338 | 9/9(土) | ○ | 後 | 第44回JT杯 2回戦第2局 | 菅井竜也八段 |
339 | 9/12(火) | ○ | 後 | 第71期 王座戦2 | 永瀬拓矢王座 |
11/30(木) | ○? | (9/15?)第31期 銀河戦 1回戦1局 | 斎藤明日斗五段 | ||
12/07(木) | ○? | (9/15?)第31期 銀河戦 2回戦第1局 | 千田翔太七段 | ||
340 | 9/27(水) | ○ | 先 | 第71期 王座戦3、勝率5%から大逆転勝ち | 永瀬拓矢王座 |
341 | 10/6,7(金土) | ○ | 後 | 第36期 竜王戦1 | 伊藤 匠七段 |
342 | 10/11(水) | ○ | 後 | 第71期 王座戦4、勝率1%から大逆転勝ち | 永瀬拓矢王座 |
12/19(火) | ○? | (10/13?)第31期 銀河戦 準決勝第1局 | 杉本和陽五段 | ||
343 | 10/17,18(火水) | ○ | 先 | 第36期 竜王戦2 | 伊藤 匠七段 |
344 | 10/21(土) | ○ | 後 | 第44回JT杯 3回戦 | 永瀬拓矢王座 |
345 | 10/25,26(水木) | ○ | 後 | 第36期 竜王戦3 | 伊藤 匠七段 |
346 | 10/28(土) | ○ | 後 | (8/10?)第31期 銀河戦 Hブロック最終戦 | 羽生善治九段 |
12/26(火) | ? | (11/1?)第31期 銀河戦 決勝 | 丸山忠久九段 | ||
347 | 11/10,11(金土) | ○ | 先 | 第36期 竜王戦4(防衛、3連覇) | 伊藤 匠七段 |
348 | 11/19(土) | ○ | 先 | 第44回JT杯 決勝(連覇) | 糸谷哲郎八段 |
傍証:朝日新聞北野記者
銀河戦は主催者がゆるゆるなので、昨年は放映前に自身のウェブサイトで藤井銀河誕生をネタバレさせてしまいました。NHKはキリ番勝数の報道から藤井八冠の未放映の対戦結果を推測されたことがありました。
ファンはタイトル戦主催者(例えば、朝日、毎日、読売、産経)のインタビューや報道から「未放映の対局を除く」というパワーワードやヒントが隠されてないかに注目しています。
朝日新聞北野記者がJT杯対局後のインタビューにおいて、「非の打ち所がないパーフェクトな年になった」と質問している。
これは、藤井八冠は11月19日のJT杯決勝が、年内最後の公式戦対局となることを踏まえての質問であります。
朝日新聞は名人戦のスポンサーのため、日本将棋連盟のデータベースにアクセスする権限を持っており、当然ながら収録済みの銀河戦の結果を知っています。
「パーフェクトな年」ということは、タイトル総なめ、JT杯優勝、そして未放映の銀河戦優勝を念頭においての質問ではなかろうか?
やらかしたな?北野~。動画で質問した「パーフェクト」という表現を記事では削除したよね?
・・・・・
聡太の脳内(う~ん、、ボクはタイトルはどうでもよくて...強くなりたいだけなんだけどなぁ)
(おいおい、北野記者は銀河戦の結果がバレる質問やっちゃってるよ)
丸山忠久銀河が誕生していた!?
2023-12-08
5ch特定班によると、12/8の報道「丸山忠久九段が叡王戦段位別予選九段戦決勝で深浦康市九段に勝ち、史上10人目の通算1000勝を達成しました。」により、丸山九段は藤井銀河に勝利していたことが濃厚になった。
53歳恐るべし。
北〕丸山忠久九段が叡王戦段位別予選九段戦決勝で深浦康市九段に勝ち、史上10人目の通算1000勝を達成しました。 pic.twitter.com/BKcHGhpsYa
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) December 8, 2023
こんなこともありました
まとめ
このサイトを検索 | Search this site
0 コメント