菅井竜也八段が挑戦者として戻ってきた
2023年11月22日(水)、第73期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ 最終戦の一斉対局が行われた結果、5勝1敗の菅井竜也八段が藤井聡太王将への挑戦権を獲得しました。
藤井聡太王将との七番勝負第1局は1月7・8日(日・月祝)に行われます。
2023年5月に行われた第8期叡王戦に続いて、本年度2回目のタイトル挑戦者になりました。叡王戦は1勝3敗で惜敗しています。
菅井八段は、順位戦A級リーグにおいても、2023年11月23日現在、4勝1敗で2位につけており残り4戦の結果いかんでは、藤井名人への挑戦権を獲得する可能性があります。ちなみに、順位戦A級のトップを走るのは、豊島将之九段です。(5勝0敗)
藤井さんの将棋は、まったく好きではありませんね
「藤井さんの将棋は、まったく好きではありませんね」と言い放った過去を持つ菅井竜也八段は、メラメラと闘志を燃やしているはずです。来年の熱戦が楽しみですねー。
菅井八段ってどんな人?
菅井八段の愛称は「オコ」「ナポレオン」。
菅井八段は、A級4期在籍し、2017年度に第58期王位を獲得しました。一般棋戦での優勝回数は4回で、トップ棋士の一人です。
振り飛車党の第一人者を自認しており、今年5月の叡王戦では「私が藤井さんに負けたら振り飛車では誰も藤井さんに勝てない」と言い放ったほどの自信家です。
また、対局に負けた際に感想戦を拒否して帰るという激情型性格でもあります。(相手棋士に対してメチャメチャ失礼な態度ですね)
週刊FLASH2018年9月4日号のインタビュー記事によると、菅井八段は「藤井さんの将棋は、まったく好きではありませんね」と発言しました。
当時16歳の高校生藤井少年を念頭において、「連勝記録や勝率は評価しない。タイトル獲得や棋戦優勝のほうが価値がある。」と言い放ちました。発言時は、藤井高校生が無冠だったため、マウントを取りに行った格好でした。
デビューから脚光を浴び続ける藤井八冠に対するジェラシーは隠せません。5chでは「大人げない」とのカキコが散見されました。
従って、来年の王将戦は叡王戦のリベンジマッチとなるので、闘争心はMAXでしょう。さて、負けた時に感想戦やインタビューには対応していただけるでしょうか...(謎)
藤井八冠 vs 菅井八段
藤井八冠が無冠時代に「タイトル獲得や棋戦優勝のほうが価値がある」と言い放った菅井八段ですが、2023年11月23日時点の二人の成績を比べてみましょう。
わずか5年間で凄い格差となりました。(チャンチャン)
令和5年度 タイトル戦
まとめ
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