CreateExplorerShellUnelevatedTask
Windows 11 23H2 へアップデートしたので、タスクスケジューラーを点検したところ、謎のタスク「CreateExplorerShellUnelevatedTask」が登録されているのを見つけました。
前回調査時にはこのタスクは存在しなかったので、23H2で追加された新機能かもしれません。
調査したところ、このタスクは explorer.exe に関係していることが分かりました。
昇格された時に自動的に作られるタスク
CreateExplorerShellUnelevatedTask はWindows エクスプローラーが非昇格で実行されるために使用されるスケジュールされたタスクです。
マイクロソフトが仕込んできたタスクなので、あやしいものではありませんが、とりあえず「無効」にして様子見することにしました。
CreateExplorerShellUnelevatedTask(タスクスケジューラー)
タスクスケジューラーに設定されていた項目を抽出しました。
名前 | CreateExplorerShellUnelevatedTask |
全般 |
|
トリガー | タスクの作成/変更時 状態:有効 |
操作 | プログラムの開始 詳細:C:\WINDOWS\explorer.exe |
条件 | ー |
設定 |
|
履歴 | 無効 |
スナップショット
CreateExplorerShellUnelevatedTask(機能説明)
CreateExplorerShellUnelevatedTask は、エクスプローラーが昇格起動された時に自動的に作成されるタスクです。サードパーティーアプリが何らかの意図を持って explorer.exe を昇格させた可能性があります。
ExplorerPatcher かな?
出典サイトを和訳したものを転載します。
**CreateExplorerShellUnelevatedTask** とは、Windows エクスプローラーが非昇格で実行されるために使用されるスケジュールされたタスクです。エクスプローラーは、必ずしも昇格されていない他のアプリケーションから利用できる必要があるため、非昇格で実行される必要があります。
このタスクは、エクスプローラーが昇格されていることを検出し、自身を非昇格に戻すために使用されます。具体的には、**CreateExplorerShellUnelevatedTask** はエクスプローラーを非昇格で起動します。
昇格されたバージョンのエクスプローラーは、スケジュールされたタスクに実行を依頼した後に終了します。したがって、昇格されたエクスプローラーが終了し、非昇格のエクスプローラーに置き換えられます。
心配する必要はありません。**CreateExplorerShellUnelevatedTask** は、エクスプローラーが初めて昇格して起動されたときに必要に応じて作成されます。このタスクが存在しない場合、おめでとうございます。システムはこれまでにそれを必要としていないことを意味します。
まとめ
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