
[Win11 22H2] RufusでTPMとCPUチェックを突破
Rufus で制限を突破!
Windows 11 22H2 はハードウェア要件チェックがシビアになった。
具体的には、
MS公式で案内されているシステム要件チェックをバイパスして21H2をインストールする手法は22H2では使えない。(レジストリエディタを使用して Mosetupキーを作成する方法、具体例は文末にリンクを貼ってます)
[バイパスできなくなったシステム要件チェック項目]
- TPM 2.0 (少なくとも TPM 1.2 が必要)
- CPU ファミリ
- CPU モデル
ところが、Rufus というミニツールを使用すると 22H2にアップデートすることが可能らしい。
記事作成時点では、検証前のため「らしい」としているが、近い将来検証マシンでRufusを利用して Windows 10 → Windows 11 22H2へアップデートできるか否か検証する予定。
この記事は、検証する際のリファレンスとして自分用に作成しているものです。
参考にする場合は自己責任です。
ソフトウェア情報
※記事とは異なるバージョンが表示される場合があります。
名称 | Rufus rufus.ie |
機能概要 | Rufus (ルーファス) とは、起動可能なUSBフラッシュドライブ(USBメモリなど)を作成したり、フォーマットをするためのソフトウェアです。 |
Latest | 4.6 / Oct 22, 2024
|
Pre-release | 4.6 BETA / Oct 10, 2024 |
ダウンロード | |
システム要件 | Windows 8以降の32bit・64bit版のWindows OS |
ライセンス | GNU General Public License v3.0 |
Copyright | © 2011-2024 Pete Batard |
日本語 | 対応 |
特記 |
|
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何をしようとしているのか?

記述時点の入手可能なバージョンは Windows 11 2022 Update (22H2)。
MS公式が案内していた Mosetupキーを作成する方法を使うには、21H2のISOイメージが必要だがダウンロードできない。
Rufus を使用すると21H2, 22H2 などがダウンロードできるようになる。
[Rufus の機能]
- USB、フラッシュカード、仮想ドライブをFAT/FAT32/NTFS/UDF/exFAT/ReFS/ext2/ext3にフォーマット可能
- FreeDOSまたはMS-DOS(Windows 8.1以前)を使用して、DOSブート可能なUSBドライブを作成する。
- BIOSまたはUEFIブート可能なドライブの作成(UEFIブート可能なNTFSを含む
- ブート可能なISOからブート可能なドライブを作成(Windows、Linuxなど)
- 起動ディスクイメージ(圧縮されたものを含む)から起動可能なドライブを作成する。
- TPMまたはSecure Bootを搭載していないPC用のWindows 11インストール・ドライブの作成
- Windows To Goドライブの作成
- 永続的なLinuxパーティションの作成
- ドライブのVHD/DDイメージの作成
- 選択したイメージのMD5、SHA-1、SHA-256、SHA-512チェックサムの計算
- OOBE パラメータ(ローカルアカウント、プライバシーオプションなど)の自動設定による Windows インストールの操作性向上
- 偽フラッシュドライブの検出を含む、不良ブロックチェックの実行
- Microsoft Windows 7、Windows 8、Windows 10、Windows 11の公式リテールISOのダウンロード
- UEFI シェル ISO のダウンロード
- モダンで親しみやすいUI、38の言語をネイティブにサポート
- 小さなフットプリント。インストール不要。
- ポータブル。セキュアブート対応
- 100%フリーソフトウェア(GPL v3)
External link
使い方

検証前のためオリジナルのスクリーンショットは起動画面くらいしか貼れないので、gigafree.net さんを参考にしてください。
記述時点のバージョン:Rufus 3.21BETA
Rufus起動画面はPCにUSBメモリが刺さっていないと反応しない。
USBメモリはフォーマットされる。
microSD+USBアダプター でも動作する。
以下のスクリーンショット「選択」をクリックすると、ISOファイルをダウンロードするダイアログが現れる。
起動画面
まとめ

- Windows 11 21H2で有効だった、レジストリキーMosetupキーを作成する方法は22H2では制限された。
- BypassNROは使えるかもしれない。
- ど~しても Windows 11 22H2 を使いたい時は Rufus の出番です。(自己責任ですよ~)
- BypassNRO, Mosetup | SC2
![[Win11 22H2] BypassNROでネット必須をパス、ローカルアカウントでセットアップ](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQseqRZl-p-2BpnlpnIqdZKBSnQC8-6qhGb_eLkJ3tQLeJa9Hkh4tooILqD2stwiPLQCsyQLdLM-kZWNmvyFHYNs7Az-QlA6ui_wqGeMow8pqWHYTyr9DikpFiYpRVrUbe5J8TNWC1scKK/w1200-h630-p-k-no-nu/install300x.jpg)
[Win11 22H2] BypassNROでネット必須をパス、ローカルアカウントでセットアップ
インターネット必須とローカルアカウントでセットアップできない制限を突破する方法が見つかった。 OoBE画面でShift+F10を押してコマンドプロンプト(管理者)を起動して BypassNRO.cmd を実行するとよい。
External link
22H2 の記事 (Articles about the 22H2)
- Windows 11 22H2 とイベントログ(た~くさん)
- Windows 11 23H2 アップデート後のトラブルシューティング(DISM, SFC, コンポーネントサービス)
- [Win11 22H2] RufusでTPMとCPUチェックを突破
- [BypassNro] system requirements not met が表示される可能性
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タイトル:[Win11 22H2] RufusでTPMとCPUチェックを突破:SC2
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