YouTube with anti-adblocker
YouTube は広告ブロッカーに対して厳しい姿勢を示しており、視聴者が広告ブロッカーをオフにしたくない場合は、動画を3本視聴すると視聴を遮断される可能性があります。
この試みは、今年5月から日本でも行われており、すでに警告ダイアログを受け取った方もいらっしゃいます。
抜け道が見つかる
@Enderman氏は、ブラウザの User-Agent(ユーザーエージェント) を Windows Phone に設定すると、広告ブロッカーを使用している環境でも YouTube 利用規約違反の警告ダイアログが表示されないとXにポストしました。
Googleが対策するまでは、有効な方法かもです。
User-Agent Switcher for Chrome
User-Agent(ユーザーエージェント)は、ブラウザが送信するクライアント情報です。デバイスの種類(デスクトップ、モバイル)、OS、ブラウザのバージョンなどがユーザーエージェントとして送信されます。
Chrome ブラウザ拡張 User-Agent Switcher for Chrome を利用すると、YouTube を視聴している時だけ Windows Phone のユーザーエージェントを送信することが可能になります。
ソフトウェア情報
User-Agent Switcher for Chrome 使い方
User-Agent Switcher for Chrome は Chrome ウェブストアからインストールすることができます。
「Windows Phone 8」に変更すると「古いブラウザをお使いです...」と注意されるが、そのまま進めば視聴が可能です。ページレイアウトがモバイルデザインに変わります。
User-Agent Switcher for Chrome の使い方(詳細版)
資料
User-Agent に [Windows Phone 8] をセットすると、以下の User-Agent が送信されます。
Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 10.0; Windows Phone 8.0; Trident/6.0; IEMobile/10.0; ARM; Touch; NOKIA; Lumia 920)
Custom User-Agent を利用して「NOKIA」の文字列を変えることができます。「Windows Phone 8.1」(最終バージョン)に変更することもできます。
今回の裏ワザが Google に知られれば対策されると思われます。
@Enderman氏のポスト
So, ad blockers violate YouTube ToS? Good, because user agent spoofers don't.
— Enderman (@endermanch) October 20, 2023
Change your user agent to Windows Phone to disable ads.https://t.co/mDOROwyNkT pic.twitter.com/q0kYArnOk6
まとめ
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