文鎮化したRobin
2017年に購入したNextbit Robin。当時は斬新なデザインと高性能で話題を集めたスマートフォンでしたが、開発元のNextbit社がRazer社に買収されたタイミングでサポートが終了し、Android 7.1.1のまま取り残されてしまいました。
Android 7.1.1に対応するアプリは存在するものの、最新バージョンのradiko v8.1.2はインストールできず、Robin本体のバッテリーも劣化してモバイル用途としては使い物にならない状態。まさに文鎮化の危機に瀕していました。
新たな活用方法の模索
文鎮化を回避するため、RobinにAlfred Cameraをインストールして遠隔監視カメラとして利用する方法を検証してみました。しかし、監視するような対象物がないため、検証自体は成功したものの、実用的な活用方法とは言えませんでした。(検証記事)
Alfred Cameraの検証から半年...、そして閃いた!
Robinがスリープモードに入ると背面ライトが消える問題をクリアできたので、現在は、LEDライト(読書灯)として活用しております。
ひらめき:LEDライトとしての活用
Alfred Camera検証から半年ほど経過したある日、ふとひらめきました。
「Robinの背面ライトって、LEDライトとして使えるんじゃね?」
Robinはスリープモードに入ると背面ライトが消灯してしまうという問題がありましたが、設定を変更することで常時点灯させることが可能であることを発見。早速試してみると、見事にLEDライトとして機能しました。
モバイルだけど室内限定
Robinのバッテリーが劣化しているので、LEDライトは屋外では使えませんが、読書灯や作業灯として活用しております。
使い方
説明するまでもありませんが、Robinに充電ケーブルを挿しこんで、背面ライトをONにするだけで読書灯になります。ただそれだけ。
但し、使いたい時にすぐに点灯できるように利便性を上げるには、いくつかの設定変更が必要です。
ショートカット+
「ショートカット+」というアプリは、Androidの各種設定にダイレクトでアクセスできるショートカットを作成することができます。
使い方は、以下の検証記事で詳しく説明しています。
Nextbit Robin:革新的なクラウド型スマホ、その栄枯盛衰
2016年、サンフランシスコを拠点としたモバイルスタートアップNextbit社が発表したスマートフォン、Nextbit Robin。クラウドストレージを積極的に活用した革新的な設計で、当時多くの注目を集めました。
日本ではソフトバンクが+Styleを通じて販売していましたが、私は米国Nextbit社から直接購入しました。当時は円高の影響もあり、輸入の方が安価だったのです。
米国製でありながら技適マークを取得していたRobinは、数少ない非キャリアAndroidデバイスとして、国内ユーザーの間で話題になりました。
しかし、米国のスタートアップ企業にありがちな買収劇がRobinにも訪れます。Nextbit社はRazer社に買収され、同時にRobinのサポートは終了してしまいました。
その後、Razer社はRobinの筐体を踏襲したゲーミングスマートフォン「Razer Phone」を発売しましたが、技適マークを取得することなく現在に至ります。
まとめ
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