DISM でバックアップ
デバイスドライバ(以降、ドライバと表記)は Windowsオペレーティング システムの最も重要なソフトウェアです。
ドライバは、Windowsとハードドライブ、USBメモリなどの周辺機器が対話する橋渡しをします。
OEM ドライバをインストールしない場合 Windows は汎用ドライバを使用しますが、その場合、該当デバイス固有の機能は使えません。
OEM ドライバとは、メーカーが独自に開発した周辺機器(デバイス)用のソフトウェアです。例えば、BUFFALO製マウスの一部にチルト機能が搭載されていますが、OEMドライバをインストールするまでチルト機能は動作しません。(USBドライバ+チルト機能 = OEM ドライバ)
DISM コマンドを使用してドライバをバックアップする方法を見つけたので紹介します。
使用するもの
Windowsにインストールされたドライバーは、外部ソフトウェアを使用せずにバックアップできることがわかりました。ウィンドウズパワーシェル (WPS: Windows PowerShell) を起動してコマンドを走らせるだけです。
DISM 実行手順
バックアップの実行例
Cドライブ直下に「Drivers」フォルダを作成した場合の destination は C:\Drivers となります。
>_
| 管理者:Windows PowerShell | ー □ × |
PS C:\WINDOWS\system32> DISM /online /export-driver /destination:C:\drivers 展開イメージのサービスと管理ツール バージョン: 10.0.19041.844 イメージのバージョン: 10.0.19043.1202 1 / 58 をエクスポートしています - oem0.inf: ドライバー パッケージが正常にエクスポートされました。 2 / 58 をエクスポートしています - oem1.inf: ドライバー パッケージが正常にエクスポートされました。 3 / 58 をエクスポートしています - oem10.inf: ドライバー パッケージが正常にエクスポートされました。 4 / 58 をエクスポートしています - oem11.inf: ドライバー パッケージが正常にエクスポートされました。 5 / 58 をエクスポートしています - oem12.inf: ドライバー パッケージが正常にエクスポートされました。 .... |
リストア方法
前項の手順により、[\Drivers] フォルダ配下にいくつかの(かなりたくさんの)サブフォルダが作成され、その中にバックアップファイルが格納されます。
バックアップしたドライバのリストアは以下の手順で行います。
まとめ
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