[再リリース] Windows 10 v1809、不具合は先送り(KB4464455関連)

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ComputerBug
対象:Windows 10 October 2018 Update, v1809, build 17763.134
DateKnowlege BaseWindows UpdateOS Build
2018/11/13KB4467708Windows 10 1809(品質更新プログラム)17763.134
2018/11/13KB4467702Windows 10 1803(品質更新プログラム)17134.407
2018/11/13KB4464455Windows 10 1809(品質更新プログラム)17763.107

ファイル消失問題などの不具合により配信停止になっていた Windows 10 October 2018 Update が 2018/11/13 に再リリースされました。

併せて、毎月第二火曜日にリリースされている品質更新プログラム  KB4464455(build 17763.107)もリリースされましたが、「ファイルの関連付けが正常に行えない問題」のバグフィックスは先送りされています。Microsoft によると11月下旬の品質更新プログラムで修正される予定です。

KB4464455 は Windows 10 1809(Build 17763.55/17763.1)が対象です。適用後はOS Build 17763.107 になります。

どちらも Windows Update 経由で配信されるので、Windows 10 Pro をご利用の方で自動更新されたくない方は対処しておきましょう。

Windows 10 Pro/Home で Windows Update の強制インストールを回避する方法は文末に記述しているので最後までお読みください。


11月末リリース予定のパッチまでは様子を見よう

Windows 10 October 2018 Update(Version 1809)の不具合情報は文末に記載しています。

前述したように、Windows 10 October 2018 Update または KB4464455 をインストールしても「ファイルの関連付けが正常に行えない問題」は修復されないので、少なくとも11月下旬の品質更新プログラムまで待ったほうがいいのではないかと思います。

再リリースされた Windows 10 1809(Build 17763.134)はマイクロソフトが精査したクライアントに対して Windows Update を経由して配信されるそうなので、当面はインストールされるクライアントは少ないのではないかと思います。

インストールされている Windows 10 のバージョンは、Windows バージョン情報から確認することができます。

Windows 10 April 2018 Update(1803)の品質更新プログラムは KB4467702(Build 17134.407) です。
OS Build 17763/17134
DateKnowlege BaseWindows UpdateOS Build
2018/11/13KB4467708Windows 10 1809(品質更新プログラム)17763.134
2018/11/13KB4467702Windows 10 1803(品質更新プログラム)17134.407
2018/11/13KB4464455Windows 10 1809(品質更新プログラム)17763.107
2018/10/24KB4462933Windows 10 1803(品質更新プログラム)17134.376
2018/10/09KB4464330Windows 10 1809(機能更新プログラム)17763.55
2018/10/09KB4462919Windows 10 1803(品質更新プログラム)17134.345
2018/10/02Windows 10 180917763.1
2018/05/08KB4103721Windows 10 1803(機能更新プログラム)17134.48

運悪く自動でアップデートされてしまった場合は、Windows Updateからアンインストールすることができますが、Windows Update を手動更新にしていないと、次回パソコン起動時にまたインストールされてしまいますのでご注意を。

ダイアログ

W10 1809 に起因する不具合情報

2018/11/14
不具合(W10 1809)原因出典
マイドキュメントフォルダからファイルが消える「OneDrive」の新機能sputnik
タスクマネージャーの「バックグラウンドセクション」の各プロセスの詳細を展開する矢印が点滅し続ける既知のバグsoftantenna
CPUの使用率が正しく表示されない既知のバグsoftantenna
ノートPCなどで液晶の明るさが下がる
カスタマイズしていたレジストリーの値が初期化される仕様Scrap 2nd.
NEC、富士通、dynabook から不具合情報が提供されるメーカーPCの宿命NEC ビジネスPC
一部のIntel CPUでのドライバ不具合により、対象PCへのWindows 10 October 2018 Update の Windows Updateによる提供を停止Intel CPUのドライバ不具合PC Watch
IPv6を無効にした環境でアップデートを適用すると、Microsoft EdgeやMicrosoft Storeアプリなどで「このページにアクセスできません」や「接続を確認してください」といったエラーが表示され、ネットワークに接続できなくなる。IPv6@IT
2 in 1タイプのノートPCでキーボードショートカットによる画面の回転機能が無効になる、Skypeが起動しなくなる、消音機能のオン/オフが機能しなくなるバグ@IT
ZIPフォルダーの上書きメッセージが表示されないバグWindows Central
アクティベーションサーバーで発生したバグにより Windows 7 Pro のライセンスキーを用いてアップグレードした Windows 10 Pro はライセンスが正しく認証されない可能性がある(解決した模様) バグ Windows Central
Win32アプリを“既定のアプリ”としてセットできない場合がある。対象:KB4464330, KB4462933, KB4462919(ファイルの関連付けが正常に行えない問題) バグ 窓の杜

ご案内: 2018 年 11 月 13 日 Windows クライアントおよびサーバーに対し、Windows 10 October 2018 Update Version 1809 のすべてのエディションのロールアウトが再開されました。

Windows 10 Version 1809 を実行中のお客様には、定期的な更新として予定されている 11 月の Update Tuesday サービスの一部として、ビルド 17763.134 が配信されます。

Windows 10 Version 1809 機能更新プログラムへの更新では、ビルド 17763.107 が配信されます。 更新プログラムの自動スキャンを次に実行すると、最新の累積的な更新プログラム (ビルド 17763.134 以上) が提示されます。

Windows 10 Version 1809、Windows Server 2019、Windows Server Version 1809 の半期チャネル (対象指定) リリースに関するサービス タイムラインの (改定された) 開始日としては、11 月 13 日が指定されています。
www.microsoft.com

Windows Update を手動更新にしよう

Windows Update は問題を内包したままリリースされることが多いので、自動的にインストールされないように設定しておきましょう。

最もお手軽は方法は Windows Update の詳細オプションを開いて「機能更新プログラム:365日」「品質更新プログラム:30日」のように延期設定を最大値にすることですが、期限が来たらインストールが始まります。

勝手にインストールされないようにするにはローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)を使用します。
Windows 10 Homeエディションはアクティブ化すると使えます。
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