Comfortable PC Version 2.9.1(最終バージョン)
Windowsの各種設定を変更してシステムパフォーマンスを向上させる機能を持った Comfortable PC は2013年9月5日にリリースされた ver 2.9.1 が最終バージョンとなりました。
対応するWindowsバージョンは Windows 2000/XP/Vista/7/8 (x86/x64) となっており、Windows 10 には対応していません。
そして、作者の佐藤悠氏によると新しく開発する予定もないそうです。
Windows 10の動作検証
そこで、Confortable PC を Windows 10 で動作させたときの挙動について調査したのでメモに残しておきたいと思います。
あとがきではプレースバーをカスタマイズすることができる PlacesBar Editor について書いてます。
プレースバーとは、ファイルを保存する時に左ペインに表示される、デスクトップなどのフォルダーのショートカットが表示されている部分のことです。
機能概要
公式サイトから引用
Comfortable PCは多彩なWindows 高速化設定を簡単に行えるソフトです。
100種類以上の設定項目がチェックボックスのON/OFFのみで設定できる他、上級者向けの拡張モードではより詳細なパラメータ設定も行えます。
また自動設定ツール「Auto Analysis」と「MTU/RWIN 最適値自動測定ツール」を利用することで、全自動でWindowsとインターネット接続速度の高速化が行えます。
その他、スタートアップ管理やサービスの設定機能なども搭載しています。
PC-ZERO -ソフトウェア-
起動画面(拡張モード)
Confortable PC は通常モードと拡張モードを切り替えて使用するようになっています。拡張モードは全設定項目200種類がチェックボックスのオンオフで切り替えられるようになっています。
個人的には、プレースバーをカスタマイズする機能がお気に入りでしたが次項で記述したように、Windows 10 では Runtime Error が発生するので使用しないほうがいいのではないかと思います。
以下の画像は拡張モード画面をキャプチャーしたものです。
Runtime Error
Confortable PC は Windows 10 がリリースされる前に開発されたソフトウェアなので、Windows 10 との相性が悪いです。
Windows 10 上で起動した Comfortable PC を終了させる時に Microsoft Visual C++ Runtime Library Error が表示されます。
Confortable PC はレジストリの値を変更するツールなので、エラーが出る症状は重要なレジストリ値を意図しない値に変更されている可能性があるので Windows 10 で動作させるのは避けた方がよさそうです。
PlacesBar Editor
プレースバーをカスタマイズするソフトウェアは PlacesBar Editor が有名でこのブログでもメモに残していますが、改めて公式サイトを見てみると、最終更新日は2008年7月21日なので Confortable PC より開発時期が古いです。
そして、Windows 10 には対応していません。
ASCII.jpデジタル用語辞典の解説から引用
ファイルを読み書きするためのダイアログボックスの左端にある、よく利用するフォルダを表示した場所。Office 2000で初めて登場し、Windows Me/2000/XPでも採用されている。
プレースバー(ぷれーすばー)とは - コトバンクあとがき
Confortable PC のプレースバーをカスタマイズする機能がお気に入りでしたが、Windows 10 で動作させるとエラーが出るので適用をクリックする気になれません。
Confortable PC 作者佐藤悠氏のコメントを読む限り開発再開はなさそうです。
サーバ移転に合わせ、古いコンテンツについてはサブドメイン下に移動しました。
また、誠に勝手ながらブログについて一時的に閉鎖とさせて頂きます。
当サイトについても、現時点で更新再開や新しいコンテンツを作成する予定はありませんが、何か思いついたら当ページまたはTwitterの方でお知らせしたいと思います。
PC-ZERO
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