プレースバーをカスタマイズする方法|Placebar Editor

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Place Bar:ファイルを読み書きするためのダイアログボックスの左端にある、よく利用するフォルダを表示した場所

Placebar(プレイスバー、プレースバー)

テキストエディタなどで "名前を付けて保存" 時に左ペインに表示される「保存する場所(プレースバー)」はカスタマイズすることができます。

PlacesBar Editor(入手困難)

プレースバーに任意のフォルダーを登録するには2通りあります。

  1. PlacesBar Editorなどのツールを利用する(PlacesBar Editorは公開終了)
  2. レジストリエディターを使用する


プレースバーのスナップショット

プレースバーのスナップショットを貼っておきます。

名前を付けて保存Default
  • 最近表示した場所
  • デスクトップ
  • コンピューター
  • Network

PlacesBar Editorの使い方

PlacesBar Editorは日本語に対応していないので、少しだけ英語力が必要です。

[インストール手順]
  1. PlacesBar Editorをダウンロードする(公開を終了したので入手困難です)
  2. Placesbar.zipを解凍する
  3. Placesbar.msiをダブルクリックしてインストールする
  4. 以上
ダウンロード

*公開終了

Placesbar公式サイトからインストーラーをダウンロードします。

記事作成時点のバージョンはPlacesBar 1.1.0.61 (Released 07/21/2008) です。


PlacesBar Download

PlacesBar Editor の使い方

System Folders

Windows 特殊フォルダを選択することができます。

  • デスクトップ:Desktop
  • お気に入り:Favorites
  • 履歴:History
  • マイコンピューター:My Computer
  • ...など
PlaceBar-SystemFolders
User Folders

c:\temp などの任意のフォルダを登録する時は "Custom" の左に☑を入れて、右端のフォルダアイコンをクリックしてフォルダを選択します。

Custom にチェックが入っている時は System Folders は使用できません。

PlaceBar-UserFolders
Save

Saveをクリックすると設定した情報がレジストリデータベースに反映されます。

SaveせずにPlacebar Editorを終了するとそれまでに加えていた設定情報は破棄されます。

PlaceBar-Save

注意事項

プレースバーは最大5つ登録することができます。

一つだけ登録するとプレースバーには登録したフォルダと "コンピューター" のみ表示されデフォルトフォルダは消えます。

c:\temp を登録した画面

レジストリを操作する方法

レジストリの操作は自己責任です
レジストリエディターを操作する前に、
不測の事態に備えてレジストリのバックアップを取っておきましょう。

手順1

レジストリエディタを起動して、以下の階層まで辿ります

\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\comdlg32\PlacesBar

PlacesBar

手順2

プレースバーを初めてカスタマイズする場合は、以下のキーを新規作成します。

\comdlg32\PlacesBar

  • comdlg32 を作成するには Policies を選択した状態でレジストリエディタの "編集 - 新規 - キー" から comdlg32 と入力します。
  • PlacesBar を作成するには comdlg32 を選択した状態でレジストリエディタの "編集 - 新規 - キー" から PlacesBar と入力します。
新規

手順3

PlacesBar に "文字列値" または "DWORD (32ビット) 値" を新規作成します。

Place0 ~ Place4 のいずれかの名前で作成します。

  • 文字列値:フォルダを登録する場合
  • DWORD (32ビット) 値:Windows特殊フォルダを登録する場合(後述)
Place0~Place4
文字列値
DWORD (32ビット) 値

あとがき

investigating

Windows特殊フォルダの値を詳細に解説している記事を見つけたので転載します。

出典:マイナビニュース

Windows特殊フォルダは以下の DWORD (32ビット) 値を指定します。または、文字列値でフルパスを入力します。

DWORD (32ビット) 値
特殊フォルダ
0 デスクトップ
1 IEアイコン
2 プログラムフォルダ(個人用)
3 コントロールパネルフォルダ
4 プリンタとFAXフォルダ
5 マイドキュメントフォルダ
6 お気に入りフォルダ
7 スタートアップフォルダ(個人用)
8 履歴フォルダ
9 送るメニュー
A ごみ箱
B スタートメニュー(個人用)
C マイミュージック
10 デスクトップ(個人用)
11 マイコンピュータ
12 マイネットワーク
13 Nethoodフォルダ
14 フォントフォルダ
15 テンプレートフォルダ
16 スタートメニュー
17 プログラムフォルダ
18 スタートアップフォルダ
19 デスクトップ
DWORD (32ビット) 値
特殊フォルダ
1A ApplicationDataフォルダ(個人用)
1B PrintHoodフォルダ
1F IEのお気に入り(共用)
20 IEのキャッシュフォルダ
21 IEのCookieフォルダ
22 IEの履歴
23 ApplicationDataフォルダ
24 Windowsフォルダ
25 System32フォルダ
26 Program Filesフォルダ
27 マイピクチャ
28 ユーザーディレクトリ
2E 共有ドキュメント
2F 管理ツール
31 ネットワーク接続
35 共有ミュージック
36 共有ピクチャ
37 Resourcesフォルダ
3B CDBurningフォルダ
3D Workgroup
プレースバーに任意のフォルダを表示する方法

プレースバーに任意のフォルダを表示する方法

プレースバーはカスタマイズすることができる。カスタマイズはGPEDIT.mscを使用する。Windows 10 HomeはGPEDIT.mscをアクティブ化するとカスタマイズすることができる。

検証:Windows 7 Home 32-bit
SC2
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