
はじめに
2026年2月12日頃から、Windowsのカスタマイズツール Winaero Tweaker が起動しない問題が報告されています。
原因は、Microsoft Defender(Windows Defender)による誤検知です。
セキュリティ定義ファイルの更新により、Winaero Tweakerがトロイの木馬として誤って検出され、アプリのプロセスが自動的に終了される状態になりました。
この問題の影響を受けるのは Winaero Tweaker 1.64.2 です。
本記事では、ユーザー側で発生する症状と、実際に有効な回避方法(2種類)を整理して解説します。
発生する症状
今回の問題では、ユーザーに通知されないままアプリが強制終了されるため、「アプリが壊れている」と誤解しやすいのが特徴です。
次のような現象が発生します。
- Winaero Tweakerをインストールしても警告は表示されない
- アプリを起動してもすぐ終了して起動しない
- Windows セキュリティのログには winaerotweaker.exe を終了した記録が残る
- 右クリックして「Defenderでスキャン」を実行しても脅威は検出されない
- Defenderの除外設定に追加しても無視される
回避方法1(最も簡単)
Protection history からアプリを許可する
この操作は数秒以内に行う必要があります。
時間が経つと Allow(許可)ボタンが消えてしまうため、表示されたらすぐに許可してください。
- Windows セキュリティを開く
- ウイルスと脅威の防止を選択
- 保護の履歴(Protection history)をクリック
- その状態で Winaero Tweaker を起動する
- 「Threat found(脅威が見つかりました)」が表示されたら展開
- Allow on device(このデバイスで許可)をクリック
回避方法2(確実な方法)
PowerShellで除外設定を追加する
上記方法で解決しない場合は、PowerShellを使用してプロセス除外を追加します。
- 既存の除外設定を削除する
ウイルスと脅威の防止
↓
ウイルスと脅威の防止設定
↓
除外
↓
除外の追加または削除ここで Winaero Tweaker 関連の除外をすべて削除します。
- PowerShell を管理者で起動
スタートメニューで「powershell」と入力し、「管理者として実行」をクリックします。
- フォルダ除外を追加する
PowerShellで次のコマンドを実行します。(※インストール場所が違う場合はパスを変更してください。)
Add-MpPreference -ExclusionPath "C:\Program Files\Winaero Tweaker"
- プロセス除外を追加する
Add-MpPreference -ExclusionProcess "C:\Program Files\Winaero Tweaker\WinaeroTweaker.exe"
- 除外設定を確認
Windows セキュリティの除外リストに [PROCESS / フォルダ] として Winaero Tweaker が追加されていることを確認します。これでアプリを起動すると、通常通り起動するようになります。
なぜ除外設定が効かなかったのか?
今回の問題では、Defender が [ファイル除外/フォルダ除外] ではなく、プロセスとして検出していたことが原因です。
そのため、PowerShellで [ExclusionProcess] を追加することで解決できます。
ソフトウェア情報
まとめ


今回のトラブルは Microsoft Defender の誤検知(False Positive)が原因です。
なお、最新版の Winaero Tweaker では修正される可能性があるため、可能であれば最新バージョンへのアップデートも検討してください。
主なポイントを整理すると以下の通りです。
- 2026年2月頃から発生
- 対象バージョンは Winaero Tweaker 1.64.2
- Defenderがアプリを無通知で終了
- 回避方法は、
・Protection history から許可
・PowerShellでプロセス除外
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