タイムスタンプ
PCのローカルドライブに保存されたファイルには、作成日時、更新日時、アクセス日時という3つのタイムスタンプが記録されています。これらのタイムスタンプは、ファイルの作成、更新、アクセスされた日時を記録しており、ファイル管理や情報検索などに役立ちます。
しかし、これらのタイムスタンプは通常の方法では変更することができません。これは、ファイルの改ざんを防ぐためにセキュリティ上の措置として設けられているためです。
PowerShellによるタイムスタンプの変更
そこで今回は、PowerShellを使用してファイルのタイムスタンプを変更する方法をご紹介します。PowerShellは、Windowsに標準搭載されているコマンドラインツールであり、様々な管理タスクを実行することができます。
タイムスタンプとは
タイムスタンプは、ファイルのプロパティを表示すると確認することができます。
PowerShellコマンド
ファイルの [作成日時、更新日時、アクセス日時] を変更するコマンドを紹介します。
タイムスタンプ/変数 | PowerShell コマンド |
作成日時 | CreationTime |
更新日時 | LastWriteTime |
アクセス日時 | LastAccessTime |
$(Get-Date) | 現在の日時を取得 直接指定:"2024/04/21 00:00:00" |
「*」 | ワイルドカードを使用して、複数ファイルを指定可能 |
PS C:\> Set-ItemProperty C:\abc.png -name CreationTime -value $(Get-Date) |
PS C:\> cd c:\platform-tools PS C:\> Set-ItemProperty C:\abc.png -name CreationTime -value $(Get-Date) PS C:\> Set-ItemProperty C:\abc.png -name LastWriteTime -value "2024/04/21 00:00:00" PS C:\> Set-ItemProperty C:\*.png -name LastAccessTime -value $(Get-Date) |
まとめ
Windowsに標準搭載された「Windows PowerShell」は、クロスプラットフォーム対応の「PowerShell Core」に置き換えることができます。詳細は以下の記事で説明しています。
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