
Windows 11 23H2 /マンスリーアップデートKB5035853
2024年3月12日、Windows 11 22H2/23H2 の Windows UpdateクライアントにマンスリーアップデートKB5035853が配信された。
マンスリーアップデートは「Bリリース」と呼称される更新プログラムで、毎月第2火曜日(太平洋時間)にリリースされます。
ということは、Windows UpdateはPC再起動を伴うので、Windowsは31日以上の連続稼働ができないという解釈でいいんですかね?
などという皮肉は置いといて...
ExplorerPatcher バージョン22621.3296.64.1(Mar 13, 2024)
Windows 11のタスクバーをWindows 10のタスクバーに戻すことができるExplorerPatcherバージョン22621.3296.64.1がリリースされました。
このバージョンは、KB5035853(OS Build 22621.3296 and 22631.3296)に対応するためのものなので、ExplorerPatcherユーザーはWindows Updateをインストールする前に、ExplorerPatcher(EP)を3月13日バージョンに更新しておく必要があります。
そうしないと、Windowsが悲惨な状態になることがEPユーザーから報告されています。
ソフトウェア情報
EPが隔離される問題

Windows DefenderがExplorerPatcherをマルウェア判定して隔離する問題が報告されていましたが、EPを最新バージョンに更新するとこの問題を回避することができます。
または、WDの例外にEPインストールフォルダーを追加すると回避できます。
(文字起こし)
検出済み | HackTool:Win64/Patcher!MSR |
状態 | 復元済み この脅威またはアプリは検疫からデバイスに復元されました。 |
日付 | 2024/02/25 4:32 |
詳細 | このプログラムは、望ましくない動作をする可能性があります。 |
影響を受けた項目 |
|
EPをWDの検疫対象から除外する方法

EPが関係する2つのフォルダーをWDの除外リストに追加することができます。これにより、検疫対象から除外することができるためEPが正常動作するようになります。
- WDのリアルタイム保護を無効にする
- EP関連の2つのフォルダーを除外リストに追加する
- リアルタイム保護を有効に戻す
- 以上
- C:\Program Files\ExplorerPatcher
- %APPDATA%\ExplorerPatcher(%APPDATA%:環境変数)
環境変数を展開した時のフルパス
C:\Users\ABC\AppData\Roaming\ExplorerPatcher
*ABC:ログインアカウント

Windows 11でExplorerPatcherが隔離される問題を回避する方法
Windows 11のWindows DefenderがExplorerPatcherを脅威判定しEPのセットアッププログラムを隔離するようになった。EP作者Valinet氏はWDの対応を批判し回避策を提案したので、検証した際のスナップショットを掲載。
まとめ


- Windows 11 23H2/マンスリーアップデートKB5035853が配信された(2024年3月12日)。
- マンスリーアップデートは毎月第2火曜日にリリースされる。
- Windows UpdateによるPC再起動が頻繁なため、31日以上の連続起動は難しい。
- ExplorerPatcherの最新バージョン(22621.3296.64.1)がリリースされた。
- ExplorerPatcherを更新しないと、KB5035853の適用後に問題が発生する可能性あり。
- ExplorerPatcher | SC2

ExplorerPatcher存続危機!WD隔離&Win11レガシー削除で左タスクバー維持は絶望的?
EPはWDによって問題視され、アップデートやアンインストールができなくなり、Valinet氏はWDの除外リストへの追加を提案。また、Windows 11の次のビルドではEPが動作しなくなる可能性があり、左タスクバーを使いたいユーザーには不安が残る。

ExplorerPatcherが動作しなくなる日(がやってくる?)
Windows 11でWindows 10タスクバー削除機能テスト中。ExplorerPatcherなどクラシック外観復元ツール動作しなくなる可能性
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