ローカルグループポリシーエディター /Gpedit.msc
ローカルグループポリシーエディターは、Windows の設定を管理するためのツールです。このツールを使用すると、Windowsの設定を変更できます。
ローカルグループポリシーエディターは、Windows 10/11 Professional エディション以上で使用することができます。
この記事では、ローカルグループポリシーエディターを「Gpedit.msc」と表記しています。
Windows Home+Gpedit.msc
このブログでは、Windows Home エディションで Gpedit.msc をアクティブ化する方法についていくつかの記事を公開しています。
しかし、投稿時期がバラバラで探しにくいため、このページでまとめておきたいと思います。
Gpedit.msc について
Windows のローカルグループポリシーエディターは、コンピューターやユーザーアカウントの設定を変更するための Windowsビルトインシステムツールです。
コンピューターの設定では、ログオンやシャットダウン時の動作、スクリプトの実行、セキュリティ設定などを変更できます。
ユーザーの設定では、デスクトップの表示、ファイルのアクセス権、アプリケーションの実行、セキュリティ設定などを変更できます。
ローカルグループポリシーエディターは、Windows 10/11 Professional エディション以上かつ、管理者アカウントでログインしている場合に使用できます。
編集対象はレジストリの [HKEY_LOCAL_MACHINE] 配下のキーです。加えた変更は全ユーザーに影響します。
Gpedit.msc をアクティブ化する方法3選
Gpedit.msc をアクティブ化する方法は、Windows 7 Home 時代からウォッチしてきました。Windows 7 はMSサポート対象外になりましたが、まだお使いの方もいらっしゃると思います。
Home エディションに眠っている Gpedit.msc をアクティブ化する方法は以下の通りです。
DISM を利用してアクティブ化する方法
Windows Home エディションはローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)が使えませんが、アクティブ化することができます。
Windows 10/11 のコマンドラインツール DISM を利用して Gpedit.msc パッケージを追加することができます。
DISM コマンドの引数に Gpedit.msc をアクティブ化するスイッチを追加するだけで Gpedit.msc が Home エディションで使えるようになります。
c:\_ | 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\WINDOWS\system32>dism /Online /Norestart /Add-Package /PackagePath:%SystemRoot%servicing\Packages\Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientExtensions-Package*.mum C:\WINDOWS\system32>dism /Online /Norestart /Add-Package /PackagePath:%SystemRoot%servicing\Packages\Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientTools-Package*.mum |
BAT(バッチファイル)を利用する方法
Windows 10 Home の検証環境を手に入れたので、gpedit-enabler.bat(バッチファイル)を利用して Gpedit.msc を有効化する方法を検証しました。
トラブルもなく成功したので、スナップショットと手順を紹介します。
Gpedit.msc は Windows Vista 以降のOSかつ、Professional エディション以上で利用することができます。
gpedit-enabler.bat がダウンロードできない時は、ググるとよいです。
おまけ:Gpedit.mscをインストールする方法
Windows 7 Home に英文サイトで配布されていた野良 gpedit.msc をインストールして検証したので紹介します。
野良 gpedit.msc は今のところ順調に動作していますが、参考にする場合は自己責任で行ってください。
まとめ
このサイトを検索 | Search this site
0 コメント