
Gpedit.msc /ローカルグループポリシーエディター
Windows Homeエディションはローカルグループポリシーエディター(Gpedit.msc)が使えませんが、アクティブ化することができます。
Windows 10のコマンドラインツールDISMを利用してGpedit.mscパッケージを追加する方法を見つけたのでメモしておきたいと思います。
この記事を参考にする場合は自己責任でお願いします。
検証したところ、DISM以外にも、次の方法でアクティブ化することができます。
- DISMを利用してアクティブ化する方法 ← この記事
- BAT(バッチファイル)を利用する方法
- Gpedit.mscをインストールする方法(Windows 7 Home)
Gpedit.msc について

Windows のローカルグループポリシーエディターは、コンピューターやユーザーアカウントの設定を変更するための Windowsビルトインシステムツールです。
コンピューターの設定では、ログオンやシャットダウン時の動作、スクリプトの実行、セキュリティ設定などを変更できます。
ユーザーの設定では、デスクトップの表示、ファイルのアクセス権、アプリケーションの実行、セキュリティ設定などを変更できます。
ローカルグループポリシーエディターは、Windows 10/11 Professional エディション以上かつ、管理者アカウントでログインしている場合に使用できます。
編集対象はレジストリの [HKEY_LOCAL_MACHINE] 配下のキーです。加えた変更は全ユーザーに影響します。
- Windows Update を手動更新に変更する。
- Cortana を無効にする。
- インターネット時刻の更新間隔を任意の間隔に変更する。
- インターネットまたは Windows ドメインの同時接続数の値を変更する。
- イベントID359を修復する。
- OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする。
- ...など。
DISMを利用する方法

書式
DISMを利用してGpedit.mscのパッケージをWindowsに追加します。
c:\_ | 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\WINDOWS\system32>dism /Online /Norestart /Add-Package:%SystemRoot%servicing\Packages\{PackageFileName} |
c:\_ | 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\WINDOWS\system32>dism /Online /Norestart /Add-Package /PackagePath:%SystemRoot%servicing\Packages\{PackageFileName} |
説明
%SystemRoot%
%SystemRoot% はWindowsが使用する環境変数です。Windowsシステムのファイルが格納されたフォルダーのパスが割り当てられます。
ローカルドライブが一つの場合、次の文字列と同義です。
C:\Windows
フルパスで記述すると次のようになります。
C:\Windows\servicing\Packages\{PackageFileName}
※2回実行します
※該当するディレクトリにファイルが存在することを確認しましょう
- Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientExtensions-Package*.mum
- Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientTools-Package*.mum
実行例
c:\_ | 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\WINDOWS\system32>dism /Online /Norestart /Add-Package /PackagePath:%SystemRoot%servicing\Packages\Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientExtensions-Package*.mum C:\WINDOWS\system32>dism /Online /Norestart /Add-Package /PackagePath:%SystemRoot%servicing\Packages\Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientTools-Package*.mum |
手順概要
- コマンドプロンプトを管理者モードで起動する
- DISMコマンドを実行する(2回)
- 以上

まとめ


Gpedit.msc をアクティブ化する方法、DISMを使用してアクティブ化
- Windows Home エディションは Gpedit.msc が無効化されている。
- Windows Home エディションの Gpedit.msc はアクティブ化することができる。
- この記事では DISM コマンドを利用して Gpedit.msc をアクティブ化する方法を紹介しています。
- リスクを伴うので、マネする場合は自己責任です。
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