[KB5030310] Windows 11 22H2向けプレビュー更新プログラム公開【2023年9月26日】

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Windows Update
September 26, 2023
KB5030310 (OS Build 22621.2361) Preview

KB5030310 / OS Build 22621.2361 Preview / Windows 11

Windows 11 22H2向けのプレビュー更新プログラムKB5030310が公開されました。セキュリティ更新を含まない更新プログラムで、新機能と不具合修正が適用されています。

マイクロソフトの分類では「Cリリース」と呼ばれ、翌月公開されるBリリース(正式版)のテスト版の位置づけです。少し早めにリリースして人柱達にバグ取りをしてもらおうというバージョンです。

KB5030310をインストールすると、新機能の [スタート] メニューの [推奨] セクションに Web サイトが導入されます。また、不具合の修正も適用されています。

ただし、プレビュー版のため予期せぬ不具合が発生する可能性があります。インストールする際は、事前に最新情報を確認することをおすすめします。

ExplorePatcher(EP)

今回のプレビュー版 (OS Build 22621.2361) は EPでテスト済みのためインストールしました。今のところ問題は確認できません。

[適用対象]
  • Windows 11 version 22H2, all editions


ExplorePatcher(EP) と KB5030310

ExplorerPatcher

EP作者の Vilinet氏がやる気を出したようで、プレビューバージョンに対応するためのアップデートを行いました。

EPユーザーは、KB5030310 をインストールする前に、EP 22621.2361.58.1 pre-release (2023-09-27) にアップデートしましょう。

当方の環境では、まだお天気ガジェットの動作がおかしいですが、それ以外の問題は確認できません。

KB5030310 インストール後に Windows の動作がおかしくなったときは、KB5030310 をアンインストールすることができます。

最新の更新プログラムをアンインストールする方法 (KB5022913)

最新の更新プログラムをアンインストールする方法 (KB5022913)

KB5022913 インストール後に Windows が正常に起動しなくなった。 こんな不具合は久しぶりなので少し慌てた。 問題を起こしている KB5022913 をアンインストールすれば解決する。

ソフトウェア情報

※記事とは異なるバージョンが表示される場合があります。

KB5030310 新機能

Windows Update
出典:KB5030310 (en-us)

リリース情報は英文記事を DeepL などで翻訳したほうが読みやすくなります。マイクロソフト日本語ページの機械翻訳は読みにくい部分があります。

[新機能]
  1. このアップデートにより、スタートメニューの「おすすめ」セクションにウェブサイトが追加されます。これらのウェブサイトは、あなたの閲覧履歴からパーソナライズされたものです。これにより、あなたにとって重要なウェブサイトにすばやくアクセスできるようになります。

    ショートカットメニューを使用して、「おすすめ」セクションから任意のウェブサイトのURLを削除できます。この機能をオフにするには、[設定] > [パーソナライズ] > [開始]に進みます。この設定ページで、スタートメニューのすべてのおすすめコンテンツの設定を調整できます。法人のお客様は、ポリシーを使用してこの機能を管理できます。

  2. このアップデートは GB18030-2022 要件に対応するためのものです。Microsoft Wubi 入力および Microsoft Pinyin U-mode 入力の文字が削除され、再マッピングされます。サポートされていない文字コードポイントは入力できなくなりました。必要なコードポイントはすべて最新のものになりました。

改善点多数

Windows Update

今回もとても多くの改善点がありました。DeepL翻訳したものを転載します。

[KB5030310 改善点]
  1. グリーンランドにおける夏時間の変更に対応しています。
  2. ウクライナの首都のスペルが Kiev から Kyiv に変更されました。
  3. アカウント ロックアウト イベント 4625 に影響する問題が解決されました。ForwardedEvents ログで、イベントの形式が間違っていました。この問題は、アカウント名がユーザープリンシパル名 (UPN) 形式である場合に発生します。
  4. 鍵配布センター(KDC)とユーザーセキュリティ識別子(SID)に影響します。KDCは、証明書のサブジェクト代替名(SAN)からユーザーSIDを読み取るようになりました。このため、モバイルデバイス管理(MDM)プロバイダは、オフラインテンプレートを使用してユーザーSIDを入力できます。詳細については、KB5014754を参照してください。
  5. イベントの転送の変更に関連する問題を解決します。
  6. TAB 文字を含むイベントに影響する問題が解決されました。イベントがレンダリングされないか、転送できません。
  7. FileHash やその他のバイナリ フィールドの XPath クエリに影響する問題が解決されました。これにより、イベント レコードの値と一致しなくなりました。
  8. アプリケーション仮想化(App-V)環境に影響する問題が解決されました。App-V 環境内でのコピー操作が機能しなくなります。この問題は、4 月 20 日の更新プログラムをインストールすると発生します。
  9. Microsoft Print to PDF に影響する問題が解決されます。印刷されたPDFの作成者としてサインインした名前のメタデータが使用されます。代わりに表示名を使用する必要があります。
  10. 一部の USB プリンタに影響する問題に対処します。Microsoft Defender によって印刷が停止されます。
  11. Windows Defender アプリケーション コントロール (WDAC) に影響する問題を解決します。AppID Tagging ポリシーにより、デバイスの起動時間が大幅に長くなることがあります。
  12. IMEPad に影響する問題に対処します。動作しなくなる。この問題は、エンドユーザー定義文字 (EUDC) を入力すると発生します。
  13. リモートアプリに影響する問題を解決します。一部の要素の表示が正しく整列されません。
  14. Microsoft 分散トランザクション コーディネータ (DTC) に影響する問題が解決されます。ハンドルリークが発生します。このため、システムがメモリ不足になります。
  15. Windows が応答しなくなることがある問題に対処しています。この問題は、NTFS で圧縮された Microsoft OneDrive ファイルを使用すると発生する可能性があります。
  16. ユーザーモードのメモリ リークが発生する可能性のある問題に対処しています。この問題は、CopyFile() または MoveFile() を呼び出したときに発生する可能性があります。
  17. アプリケーションの互換性に影響する問題が解決されます。これは Microsoft Defender for Endpoint に関連します。
  18. 外部バインディングに影響する問題に対処しています。この更新プログラムは失敗します。この問題は、2023年5月以降の日付のWindows更新プログラムをインストールすると発生します。このため、LDAPクエリおよび認証に影響する問題があります。

既知の問題

ComputerBug
以下は KB5030310 に対応する既知の問題なので、Windows 11全般の既知の問題は公式サイトを確認する必要があります。

KB5030310 に関係する既知の問題は確認されておりません。

第13世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーに関する「Unsupported Processor」問題は、今回の更新プログラムには影響しないということが、マイクロソフトから発表されました。

UNSUPPORTED_PROCESSOR 問題の原因は Intelプロセッサ【KB5029351/KB5029331】

UNSUPPORTED_PROCESSOR 問題の原因は Intelプロセッサ【KB5029351/KB5029331】

2023年8月22日リリースのWindows更新プログラムKB5029351は、Intelプロセッサの特定のサブセットでブルースクリーン(BSoD)を引き起こす可能性がある。Microsoftは、影響を受けるデバイスへの配信を制限している。

Windows 11 既知の問題

ComputerBug
すべてのビルドの既知の問題は専用ページをご確認ください。

まとめ

matome
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[解決] ExplorerPatcher、StartAllBack はKB5022913以降で起動不能になる

[解決] ExplorerPatcher、StartAllBack はKB5022913以降で起動不能になる

WindowsデバイスのKB5022913以降の更新プログラムが影響し、一部のサードパーティ製UIカスタマイズアプリが起動しなくなる可能性がある。回避策は、アンインストールや最新バージョンへのアップデートがある。

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