Windows 11 Pro バージョンにおいて、Windows 11 Insider Preview ビルド 22557 から OOBE でのインターネット接続が必須となり、セットアップ中にインターネット回線を切断する回避策が動作しなくなったそうです。
つまり、
ネットワーク接続環境がないPCはローカルアカウント作成ができない。
記述時点で、
BypassNRO.cmd を使用する回避策が有効らしいので、コマンド詳細をメモしておきます。
OoBE とは?
OoBE:Out of Box Experience、電源を入れた時に表示される最初の画面
新品または、工場出荷状態のWindows 11 Pro バージョンにおいて、セットアップする際にMicrosoft アカウント必須となったようです。
プレビュー版での動作確認のため、正式版でどうなるかは未知数です。
私のようにローカルアカウントメインで使いたい場合は不便になりますね。
BypassNRO.cmd 使い方
以下の手順は未検証。- 最初のOOBEプロセスでShift+F10キーを押してコマンドプロンプトを起動する。
- [oobe\BypassNRO.cmd] と入力してEnterキーを押す。
- 自動的に再起動
→ ローカル アカウントでユーザーを作成するオプションが有効になる - 選択:インターネットに接続していません
- 選択:制限された設定で続行
- 「このデバイスを遣うのは誰ですか?」← ローカルアカウント作成画面
- メッセージに従いセットアップを完了させる。
- 以上
c:\_ | 管理者:コマンド プロンプト | ー □ × |
C:\WINDOWS\system32>oobe\BypassNRO.cmd |
BypassNRO.cmd は何をしているか?
[BypassNRO.cmd]- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OOBEキーにDWORD値「BypassNRO」を作成する。
- BypassNRO = 1 に書き換える。
- PCを再起動する。
新情報追加
まとめ
[BypassNRO.cmd]- Windows 11 Insider Preview ビルド 22557 から OOBE でのインターネット接続が必須となった。
- セットアップ中にインターネット回線を切断する回避策が使えなくなった。
- つまり、ローカル アカウントでユーザーを作成するオプションが使えない。
- 記述時点の回避策は、OoBEセットアップ画面で [oobe\BypassNRO.cmd] を実行するとよい。
- 不便な仕様変更ですねー。
- OoBE の情報 | SC2
External link
:SC2
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