e-Tax 準備編(確定申告)

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令和3年分の確定申告は、令和4年3月15日(火)締め切りです。

Windows 11にe-Tax環境を構築したので、来年用に備忘録を残します。

昨年はWindows 10+RC-S370 (SONYカードリーダー) の環境で e-Tax を済ませましたが、今年はWindows 11でチャレンジしました。

e-Tax動作環境にGoogle Chrome が追加されました。(昨年の動作環境

2022年3月15日(締切日)にe-Taxに障害が発生したため、締め切りに間に合わない難民が多数発生した模様です。(障害情報


e-Tax に必要なハード、ソフト

資料:e-Tax事前準備のご案内:令和2年分 確定申告特集
※「令和2年分」は国税庁の表記ミス

ICカードリーダーの代わりにマイナポータル対応スマートフォンを利用することができます。PH-1は非対応です。(泣)

ハードウェア

  1. マイナンバーカード
  2. 電子証明書(公的個人認証サービス)
  3. ICカードリーダー
  4. または、スマートフォン (対応機種)

e-Tax ソフトウェア

  1. 事前準備セットアップファイル
    トップページjizen_setup.exejizen_setup.pdf
  2. e-Tax AP - chrome ウェブストア
  3. マイナポータルAP - chrome ウェブストア
  4. マイナポータル - Google Play のアプリ
    スマートフォンのカードリーダー機能を利用する場合

RC-S370 ソフトウェア

公式サイト: ソニー株式会社

NFCポートソフトウェアリムーバーはRC-S370のセットアップ履歴のある環境は必須。念のため実行しておいたほうがよい。

  1. NFCポートソフトウェアリムーバーの実行 (NFCPortSoftwareRemover.exe)
    NFCポートソフトウェアの削除を行うソフトウェアです。
  2. NFCポートソフトウェアのインストール (NFCPortWithDriver.exe)
  3. PC/SCアクティベーターのインストール (トップページ | PCSC_Activator_for_TypeB.exe)
    「PC/SC アクティベーター for Type B」はマイナンバーカード・税理士用電子証明書を利用するために必要なPC/SC機能を使用可能にします。

NFCポート自己診断での動作確認(スナップショット)

NFCポート/パソリ 自己診断結果

e-Taxの流れ(確定申告電子申請)

スマホがマイナポータルに対応していない時はICカードリーダーが必要です。

  1. ハードウェア、ソフトウェアを準備する。(前項)
  2. PCにカードリーダーを接続する。
  3. 令和3年分 確定申告特集
  4. 【確定申告書等作成コーナー】-作成コーナートップ ← ここから始まり
  5. 「作成開始」を選択。
  6. 「マイナンバーカード方式(ICカードリーダライタ)」を選択。(私の場合)
  7. 「所得税」を選択。
  8. 「マイナポータルと連携する」を選択。
    ※申請後反映までに2~3日かかるので事前に申請しておいたほうが良い。
  9. マイナポータルAP - chrome ウェブストア インストール。
  10. 画面の指示に従い、マイナポータルへ移動して連携データを取得する。
  11. 「令和3年分 所得税及び復興特別所得税の確定申告書作成コーナー」に戻るので画面に従い申請を完了させる。
  12. 以上

マイナポータル連携データ(スナップショット)

マイナポータル連携データ

株式の損益通算について

上場株式等に係る譲渡損失の金額がある場合またはその年の前年以前3年内の各年に生じた上場株式等に係る譲渡損失の金額のうち、前年以前で控除されていないものがある場合には、一定の要件の下、申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得等の金額から控除することができます(当該上場株式等の配当所得等の金額を限度とします。)。

上場株式等の譲渡損失との損益通算は確定申告をした納税者のみ適用されます。

例)2021年:-10万円、2022年:+6万円。
損益通算されるので、2022年は-4万円としてカウントされ、源泉徴収された税金が返戻される。

[損益通算の条件]
  1. 「特定口座:源泉徴収あり」を選択すること。
  2. 申告分離課税を選択すること。
  3. 配当金も漏れなく申告すること。
  4. 継続して確定申告をすること。
    →プラスになった年もそうでない時も切れなく申告すること

e-Tax 締切日に接続障害

e-Tax 接続障害 (お知らせ一覧)
令和4年3月15日
国税庁

令和4年3月 14 日(月)に発生した e-Tax の接続障害については、断続的につながりづらい状態が発生しており、未だ障害原因の解明には至っておりません。
引き続き、原因解明に努め、早期の復旧を図ってまいります。納税者の皆様には大変ご不便をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。

所得税及び復興特別所得税、贈与税については、3月 15 日が確定申告の期限であるため、この e-Tax の障害により期限内の申告が困難な場合には、本日中※1に書面により提出していただくか、個別に申告期限を延長して、後日提出※2していただくことができます。(040315-2.pdf)

  • 新型コロナウイルス感染症の影響により申告期限までの申告等が困難な方へ(0022001-187_04.pdf)

まとめ

[e-Tax (確定申告電子申請)]
  • 令和3年分から2次元バーコード(スマートフォン)でマイナンバーカード認証ができるようになった。
  • 令和3年分からGoogle Chromeに正式対応した。
  • 令和3年分からWindows 11に対応した。
  • 年に一度しか使わないアプリを複数インストールしなければならずメンドイが、添付書類が不要になるなどメリットもある。
  • スマートフォンは対応機種に限り、2次元バーコードアプリ(マイナポータルAP)をインストールすることができる。
  • マイナポータル連携を利用すると生命保険、証券会社の年間取引などのデータ入力が不要になる。
    →株で損こいている場合は損益通算しましょう。
  • 年に1回しか使わないソフトウェアを沢山インストールすることになるので、申請後はアンインストールしておく。(私の場合)
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