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scrcpy は、スマートフォンの画面をPCに転送することができる Androidアプリです。
Windows 11/10 に搭載された「スマートフォン連携(旧スマホ同期)」とはコンセプトが異なるので、併用すると利便性が高まります。
窓の杜の紹介記事では、Wi-Fi 接続について触れられてなかったのでそこらあたりを詳しく紹介します。
ソフトウェア情報
インストール方法
接続方法
USBケーブルまたは、Wi-Fi
Android 10 以前:USBケーブル必須。(この記事)
Android 11 以降:USBケーブル不要。(
ワイヤレスデバッグ)
Android 5.0 以上のデバイスが必要です。
- AndroidデバイスのUSBデバッグをONにする。(方法)
- USBケーブルでAndroidデバイスとPCを接続する。
- または、adbコマンドを利用してWi-Fi経由で接続する。(方法)
- scrcpy.exe を実行する。
- または、scrcpy-console.bat を実行する。
- 以上
USBデバッグ
USBデバッグは「開発者向けオプション」の中にあります。
(Android > 開発者向けオプション > USBデバッグ)
開発者向けオプションは、設定 > デバイス情報を7回以上タップすると出現する。(スクリーンショット)
Wi-Fi 接続 (Android 5~10)
Wi-Fi接続をセットアップするためにUSBケーブルを使います。
adb.exe は scrcpy.exe と同じフォルダにあります。(scrcpy-win64-v1.21.zipに同梱されている)
device_ip_address の例:192.168.0.100 (数値とドットで構成)
Windows PowerShell は通常起動でかまわない。
adbの前に [.\] を付加する。
>_
| Windows PowerShell | ー □ × |
PS C:\scrcpy> .\adb tcpip 5555
device_ip_address が 192.168.0.100 の場合
PS C:\scrcpy> .\adb connect 192.168.0.100:5555
切断する時のコマンド
PS C:\scrcpy> .\adb kill-server
|
PowerShell ウィンドウをここで開く
Shiftを押したまま、何もないところで右クリックする。
Wi-Fi 接続 (Android 11~)
Android 11 以降のOSは「ワイヤレスデバッグ」を利用することができます。
Pixel 6aで検証したところ、出典サイトに記載のあった「Android Studio Bumblebee」のインストールは必要ありません。
詳細はこちら↓
使い方
scrcpy.exe を起動すると同時にAndroidデバイスの画面がPCにミラーリングされ、マウスで操作できるようになります。
色々クリックしていけばそのうち使い方はわかります。
指の代わりはマウスポインターです。
電源ボタンの操作はキーボードショートカットで行います。
キーボードショートカット
いくつかの(かなり沢山の)キーボードショートカットが用意されてます。
[Ctrl+C] などのコマンドが使えるとのことですが、うまく動作しないときは [Ctrl] の代わりに、[Alt+C] または [Windows+C] を試してみましょう。
ショートカットの一部は窓の杜などで紹介されてます。
全てのショートカットは公式サイトをお読みください。
まとめ
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