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WizFile|ファイル検索ユーティリティ
高速ファイル検索ユーティリティWizFile Version 3.04 がリリースされました。
WizFileはAntibody Softwareが開発しているソフトウェアです。個人利用に限りフリーで利用することができます。
Windows のローカルドライブに保存されたファイルを高速検索することができるソフトウェアです。デフォルトの検索対象はローカルドライブですが、ネットワーク共有をサポートしています。検索結果は名前、サイズ、日付で並べ替えることができます。
MFT /Master File Table、マスターファイルテーブル
WizFile はMFTと検索語を照合した結果を返すため、NTFSフォーマットされたローカルドライブを使用している環境で威力を発揮します。
Windows 7 以降は、明示的にFAT32を選択しない限りローカルドライブをNTFSフォーマットするのでWizFileとの親和性が高いです。
Windows検索 (Windows Search) はファイルのインデックス処理を行い、インデックスファイルを対象に検索処理を行いますが、WizFileはMFTを参照するので検索パフォーマンスが向上しています。
Windows 10標準の検索ツール(Windows Search, Cortana)とWizFileで同じワードを検索語に設定して検索性能を比較すれば、WizFileの高性能な動作が体感できます。
ソフトウェア情報
更新情報
MFTについて (Master File Table)
MFT(マスターファイルテーブル)とは、Windowsで使用されるNTFSフォーマットのハードディスクに存在する、ファイルやフォルダの属性、名前、データ領域内にあるデータ本体のアドレスなどが記録されたレコードファイルです。MFTは、本でいう目次のような情報となります。
ハードディスクをNTFS形式でフォーマットすると、先頭にはブートセクタが書き込まれ、その次の領域にMFT用の領域が作られます。通常、MFT用の領域としてハードディスク容量の数%の領域が確保されます。ファイル名や属性情報、データが書き込まれている部分の情報がMFTに分割して情報が格納されています。
MFTが壊れると、突然にファイルが消えたり、文字化けしたり、フォルダにアクセスできなくなったりします。その場合は、Windowsのチェックディスクなどの機能を使ったMFTの修復でデータが復旧できる場合もありますが、チェックディスクを行うことで、逆にデータが消えてしまう場合があります。
まとめ
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