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GPEDIT.msc /ローカルグループポリシーエディター
Windows PCで複数のNICを利用している時は、ネットワークの同時接続数の設定を変更するとパフォーマンスが改善する可能性があります。
設定を変更するには「ローカルグループポリシーエディター (GPEDIT.msc)」を使います。
GPEDIT は Home エディションでは使えませんが、裏ワザがあるので最後の方で紹介しています。
インターネットまたは Windows ドメインへの同時接続の数を最小化する
同時接続数を変更するための設定名は、「インターネットまたは Windows ドメインへの同時接続の数を最小化する」です。
既定のステータスは「未構成」です。
この記事は、「インターネットまたは Windows ドメインへの同時接続の数を最小化する」設定を「無効」に変更する方法を紹介します。
NICが1枚の環境でも効果が期待できると言われています。
ローカルグループポリシーエディターを起動する方法
ローカルグループポリシーエディター (Gpedit.msc) は、Windows Professional エディション以上のグレードにインストールされています。Home エディションは非アクティブ化されていますが、アクティブ化することができます。
「インターネットまたは Windows ドメインへの同時接続の数を最小化する」の機能説明
「未構成」になっている時は「無効」に変更します。
このポリシー設定を有効にした場合、コンピューターがインターネットへのアクティブな接続を 1 つ以上保持しているときは、インターネットへの新しい自動接続試行がブロックされます。コンピューターが Windows ドメインへのアクティブな接続を 1 つ以上保持しているときには、同じ Windows ドメインへの新しい自動接続もブロックされます。ユーザーによるインターネットまたは Windows ドメインへの追加の手動接続試行は、このポリシー設定によってブロックされません。
インターネットまたは Windows ドメインへの同時接続が存在する状況では、優先度の低い接続のネットワーク トラフィック量が特定のしきい値を下回ると、Windows によってその接続が切断されます。たとえば、コンピューターが WLAN 接続を使用してインターネットに接続しているときにユーザーがイーサネット ネットワークに接続した場合、ネットワーク トラフィックはより高速なイーサネット接続を介してルーティングされ、WLAN トラフィックは減少します。Windows はこの状況を検出し、WLAN 接続を切断することで対応します。
このポリシー設定を無効にした場合、インターネット、Windows ドメイン、またはその両方への複数の同時接続が許可されます。
このポリシーの設定値が未構成である場合、既定のポリシー設定は有効です。ただし、これはグループ ポリシーでポリシー設定を有効にするのとは異なります。このポリシー設定が未構成の場合、ポリシー設定はローカル コンピューター上で構成できます。グループ ポリシーのポリシー設定が適用される場合は、ローカルに構成できません。ポリシーの設定値が未構成である場合、新しい自動接続の試行は行われず、優先度の低い接続は切断されます。
GPEDIT.msc を有効化する方法
Windows Home エディションは GPEDIT.msc が使えませんが、使えるようにアクティブ化することができます。
その手法は様々ですが、検証したところ、いくつかの手法は Homeエディションで GPEDIT.msc を有効化することに成功しました。
野良パッチを利用する方法、バッチファイルを利用する方法などがあります。
まとめ
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