DiffBrowserは登録した複数のウェブページを自動巡回し、更新された部分を抽出して表示するソフトウェアです。
2004年に初版が公開されました。
この記事を作成している時点のバージョンはDiffBrowser v0.122 (2020/01/05) です。
類似コンセプトを持つWWWCは登録したURLのコンテンツが更新されたか否かを通知してくれますが、前回チェック時との差分を抽出して表示する機能はありません。
DiffBrowserの差分抽出機能により、登録しているソフトウェアがバージョンアップした時に更新点のみを把握することができます。
v0.121以前からバージョンアップする時は、libeay32.dll, ssleay32.dllは削除する必要があるそうなのでご注意ください。
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OpenSSL v1.1.1
DiffBrowserはインストーラー形式のファイルが提供されていないため、diffbrowser-v0122.zipをダウンロードしてマニュアルインストールすることになります。DiffBrowser v0.122はOpenSSL Version 1.1.1を使用するため、libcrypto-1_1.dll, libssl-1_1.dllが同梱されています。
v0.121以前のバージョンはOpenSSLモジュール [libeay32.dll | ssleay32.dll] が同梱されています。
従って、
v0.121以前のバージョンからv0.122へアップデートした時は、[libeay32.dll | ssleay32.dll] を削除する必要があるそうです。
Version | SSL |
v0.122 | libcrypto-1_1.dll, libssl-1_1.dll |
v0.121 | libeay32.dll, ssleay32.dll |
スナップショット
DiffBrowserのスナップショットを掲載します。左ペイン:巡回するWebサイト(登録したURL)
右ペイン:巡回した結果
ブラウザ連携
巡回が終わるとブラウザに結果が表示されます。(デフォルトの動作)ブラウザと連携できない時は、[オプション:動作] を開いて、「☑ 更新があったら結果をブラウザで開く」にチェックが入っていることを確認しましょう。
あとがき
DiffBrowserにURLを登録する方法は次の通りです。- ブラウザからのURLドラッグ&ドロップ(Operaは除外)
- IEのお気に入りをインポート(メニューから「ファイル」→「インポート」→「IEのお気に入りをインポート」)
- Firefox/Netscape/Seamonkeyのブックマークをインポート
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