,王将戦
棋戦 | 第69期大阪王将杯王将戦 |
勝ち | 渡辺 明王将(防衛) |
負け | 広瀬章人八段 |
日付 | 2020年03月25~26日(第7局) |
場所 | 佐渡グリーンホテルきらく |
2020年3月26日、
「佐渡グリーンホテルきらく」で行われた第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第7局は、渡辺明王将が広瀬章人八段の挑戦を退けてタイトルを防衛しました。
対戦成績は、渡辺王将の4勝3敗です。
渡辺明王将に広瀬章人八段が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦七番勝負の第7局が3月25・26日(水・木)に新潟県佐渡市「佐渡グリーンホテルきらく」で行われ、渡辺王将が広瀬八段を153手で破り4勝目をあげました。
渡辺王将は七番勝負を4勝3敗で制し、4期目の王将獲得となりました。
日本将棋連盟
渡辺王将は七番勝負を4勝3敗で制し、4期目の王将獲得となりました。
日本将棋連盟
タイトル戦2019
2019年度のタイトル棋戦は、渡辺明王将の防衛をもって全ての日程を消化しました。2020年度のタイトル戦は、4月8~9日の名人戦から始まります。
豊島将之名人 vs 渡辺明三冠
渡辺三冠は2019年度A級リーグを全勝して名人挑戦権を獲得したので、順位戦リーグに参加する全棋士の中で最も勢いのある棋士だと思います。
名人戦が最終局までもつれた時は6月19日(金)に勝敗が決します。
[名人戦の日程]
- 4月08~09日(水・木):ホテル椿山荘東京
- 4月25~26日(土・日):宇佐神宮
- 5月07~08日(木・金):戸田家
- 5月19~20日(火・水):緑霞山宿 藤井荘
- 5月27~28日(水・木):倉敷市芸文館
- 6月10~11日(水・木):常磐ホテル
- 6月18~19日(木・金):天童ホテル
2019年度タイトル戦の結果(確定)
2019年4月1日~2020年3月31日(2019年度)のタイトル戦は次のようになりました。竜王・名人を獲得した豊島二冠の実績が輝いています。
賞金だけで6千万以上を稼ぎました。(推定)
棋戦 | 期数 | 保持者 | 段位 | 対戦棋士 | 対局日 | 賞金 | 主催1 | 主催2 |
竜王 | 32期 | 豊島将之二冠 | 九段 | 広瀬章人竜王 | 2019/12/07 | 4,320 | 読売新聞 | |
名人 | 77期 | 豊島将之二冠 | 九段 | 佐藤天彦九段 | 2019/05/17 | 2,000 | 毎日新聞 | 朝日新聞 |
叡王 | 4期 | 永瀬拓矢二冠 | 八段 | 高見泰地七段 | 2019/05/11 | 2,000 | ドワンゴ | |
王位 | 60期 | 木村一基 | 九段 | 豊島将之名人 | 2019/09/26 | 1,000 | 新聞三社 | |
王座 | 67期 | 永瀬拓矢二冠 | 八段 | 斎藤慎太郎七段 | 2019/10/01 | 800 | 日経新聞 | |
棋王 | 45期 | 渡辺明三冠 | 九段 | 本田 奎五段 | 2020/03/17 | 600 | 共同通信 | |
王将 | 69期 | 渡辺明三冠 | 九段 | 広瀬章人八段 | 2020/03/26 | 300 | スポニチ | 毎日新聞 |
棋聖 | 90期 | 渡辺明三冠 | 九段 | 豊島将之名人 | 2019/07/09 | 300 | 産経新聞 |
あとがき
第45期棋王戦は本田奎五段が渡辺三冠に挑戦するという構図になりましたが、本田五段は敗れたものの、四段昇段後の棋戦初参加でタイトル挑戦という史上初の快挙を成し遂げました。本田奎五段は2018年10月1日に四段に昇段した棋士で、1997年7月5日生まれの22歳です。
2020年度の本田奎五段の活躍をウォッチしていきたいと思います。
名人戦
渡辺三冠はタイトル獲得通算25期(歴代5位)の実績を誇りますが、名人戦は初挑戦です。4月8日から開幕する第78期名人戦は、豊島名人が防衛に成功すると豊島時代が続きそうな予感がします。
豊島将之二冠は、羽生善治九段、谷川浩司九段、森内俊之九段に次ぐ、史上4人目の「竜王・名人」を獲得した棋士です。
プロ棋士デビューから初タイトルまで11年かかりましたが、それ以降は飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ちまくっています。
タイトル獲得は通算4期ですが、序列の高いタイトルの獲得が目立ちます。
内訳:棋聖x1、王位x1、名人x1、竜王x1
[記事作成時点の実績]
- 豊島名人:1990年4月30日(29歳)、タイトル通算4期
- 渡辺三冠:1984年4月23日(35歳)、タイトル通算25期
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検証:Windows 10 Pro November 2019 Update, v1909.18363.752
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