,順位戦
棋戦 | 第32期竜王戦 |
勝ち | 豊島将之名人(新竜王) |
負け | 広瀬章人竜王 |
日付 | 2019年12月6~7日(第5局) |
場所 | 藩校 養老館 島根県鹿足郡津和野町後田ロ66 |
2019年12月7日、
第32期竜王戦七番勝負の第5局において、挑戦者の豊島名人が広瀬竜王を破り初の竜王を奪取しました。
豊島名人が開幕3連勝、その後第4局で広瀬竜王が勝利し、1勝を返しました。広瀬竜王がさらにしのいで第6局へと繋げるか、豊島名人がここで決着をつけるか、竜王VS名人による注目の頂上決戦の第5局をダイジェストで振り返ります。
日本将棋連盟
日本将棋連盟
豊島二冠
豊島新竜王は名人と竜王の二冠を獲得しました。豊島竜王・名人は、9月に王位を失冠しましたが(対戦相手:木村一基九段)、タイトル戦序列1位の竜王を獲得してあっさりと二冠に返り咲きました。
そして、
今回の竜王戦をもって2019年のタイトル戦は終わりました。
8つのタイトル棋戦を4人でシェアする状況です。
- 豊島将之 竜王・名人
- 永瀬拓矢 叡王・王座
- 木村一基 王位
- 渡辺 明 棋王・王将・棋聖
タイトル戦
2019年12月18日現在棋戦 | 期数 | 保持者 | 段位 | 対戦棋士 | 対局日 | 賞金 | 主催1 | 主催2 |
竜王 | 32期 | 豊島将之二冠 | 九段 | 広瀬章人竜王 | 2019/12/07 | 4,320 | 読売新聞 | |
名人 | 77期 | 豊島将之二冠 | 九段 | 佐藤天彦九段 | 2019/05/17 | 2,000 | 毎日新聞 | 朝日新聞 |
叡王 | 4期 | 永瀬拓矢二冠 | 八段 | 高見泰地七段 | 2019/05/11 | 2,000 | ドワンゴ | |
王位 | 60期 | 木村一基 | 九段 | 豊島将之名人 | 2019/09/26 | 1,000 | 新聞三社 | |
王座 | 67期 | 永瀬拓矢二冠 | 八段 | 斎藤慎太郎七段 | 2019/10/01 | 800 | 日経新聞 | |
棋王 | 44期 | 渡辺明三冠 | 九段 | 広瀬章人竜王 | 2019/03/19 | 600 | 共同通信 | |
王将 | 68期 | 渡辺明三冠 | 九段 | 久保利明九段 | 2019/02/25 | 300 | スポニチ | 毎日新聞 |
棋聖 | 90期 | 渡辺明三冠 | 九段 | 豊島将之名人 | 2019/07/09 | 300 | 産経新聞 |
九段は最高位の段位
昇段規定により「八段昇段後公式戦250勝」すると、タイトルを獲得していなくても九段に昇段します。九段は棋士の最高位の段位なので、「八段昇段後公式戦250勝+タイトル1期獲得」としてほしいです。
[九段昇段規定]
- 竜王位2期獲得
- 名人位1期獲得
- タイトル3期獲得
- 八段昇段後公式戦250勝
あとがき
豊島将之二冠は、羽生善治九段、谷川浩司九段、森内俊之九段に次ぐ、史上4人目の「竜王・名人」を獲得しました。強いです。
豊島二冠は2007年4月1日に四段に昇段しています。
初タイトルは棋聖です。
2018年7月17日に行われた第89期棋聖戦第5局で羽生善治棋聖から奪取しました。
プロ棋士デビューから初タイトルまで11年かかりましたが、その後は飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ちまくっています。
タイトル獲得は通算4期。
内訳:棋聖x1、王位x1、名人x1、竜王x1
若手注目株ナンバーワンの藤井聡太七段は、豊島二冠に公式戦4連敗中です。
まだ勝ったことがない。
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