Windows Updateの機能更新プログラムは、レジストリやDCOMコンポーネントのいくつかを初期化する仕様です。
機能更新プログラムは年2回、3月と9月にリリースされます。
Windows 10 v1809へアップデートしたタイミングで、修復済みのイベントIDが復活しました。併せて、新規イベントIDが記録されました。
DCOMコンポーネント(EVENT10016)に対するマイクロソフトの推奨アクションは「無視」なので、修復する必要はありません。
イベントIDの内訳
- Windows Hello for Business に関するものが1件(Event ID 359)
- User Profile Service に関するものが2件(Event ID 1534)
イベントID359, ID1534は、それぞれ個別の記事をアップしているのでそちらをお読みください。
この記事は、復活したイベントログの概要を記録しています。
復活イベントログ
[内訳]- イベントID10016×2
- イベントID34×1
- イベントID360×1
修復手順はリンク先の記事をお読みください。
新規イベントログ
メッセージ | コンポーネント {B31118B2-1F49-48E5-B6F5-BC21CAEC56FB} のイベント Load のプロファイル通知は失敗しました。エラー コードは See Tracelogging for error details です。 |
ログの名前 | Application |
ソース | User Profile Service |
イベントID | 1534 |
レベル | 警告 |
ユーザー | SYSTEM |
メッセージ | コンポーネント {B31118B2-1F49-48E5-B6F5-BC21CAEC56FB} のイベント Unload のプロファイル通知は失敗しました。エラー コードは See Tracelogging for error details です。 |
ログの名前 | Application |
ソース | User Profile Service |
イベントID | 1534 |
レベル | 警告 |
ユーザー | SYSTEM |
メッセージ | Windows Hello for Business provisioning has encountered an error during policy evaluation. ExitCode: 指定されたファイルが見つかりません。 Method: WinStationIsSessionRemoteable See https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=832647 for more details |
ログの名前 | Microsoft-Windows-User Device Registration/Admin |
ソース | User Device Registration |
イベントID | 359 |
レベル | エラー |
ユーザー | ログインユーザー |
あとがき
RuntimeBroker(イベントID10016 )は「エラー」として記録されますが、Microsoft サポートは無視を推奨しています。これらの 10016 イベントは、Microsoft コンポーネントが必要なアクセス許可を持たずに DCOM コンポーネントにアクセスしようとすると記録されます。 このケースでは、この動作は仕様通りです。
~ 略 ~
回避策
これらのイベントは、機能に悪影響を及ぼさず設計されているので、無視できます。 これは、これらのイベントに対するお勧めのアクションです。
support.microsoft.com
2019/01/06
イベントID359、イベントID1534のログを止める方法がわかりました。:SC2
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