Windows Updateのクリーンアップ|Windows 7

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cleanmgr.exe

Windows Updateはインストール済みの更新プログラムをPCのローカルドライブに残す仕様なので、実行回数に比例してPCのローカルドライブを圧迫します。

保存された更新プログラムが多いほど照合に時間がかかるため、Windows Updateの実行時間が長くなります。

ローカルドライブに保存された更新プログラムを整理することは、Windows Updateの高速化につながります。

Windowsに付属するディスククリーンアップツールを利用して、PCに蓄積されたWindows Updateファイルをクリーンアップする手順を共有させて頂きます。

[Windows Updateの動作]

  1. MicrosoftクラウドサーバーのWindows UpdateファイルとPCのローカルドライブを照合して差分を抽出する
  2. ダウンロードするファイルが決定する
  3. ダウンロードおよびインストールが始まる

ディスククリーンアップツールの機能

ディスククリーンアップツールは、インストール済み Windows Update ファイルを削除することができます。

実行すると次の効果が期待できます。
  • ハードディスク容量の回復
  • Windows Updateの高速化

ディスククリーンアップツールの説明文
Windows では、新しいバージョンの更新プログラムをインストールした後でも、Windows Update からインストールしたすべての更新プログラムのコピーを保持しています。

Windows Update のクリーンアップを実行すると、領域を占有している不要になった古いバージョンの更新プログラムが削除されます (コンピューターの再起動が必要になる場合があります)。

実行のタイミング

Windows Update は不完全なファイルを配信することがあるので、Windows Update適用後しばらくはPCの動作を監視し、ネットなどで不具合が報告されてないか情報収集しましょう。

そして、
問題ないと判断できたらディスククリーンアップツールの出番です。

注意事項
ディスククリーンアップ実行後は古い更新プログラムが削除されるためロールバックできなくなります。

使い方

1. ディスククリーンアップツールを起動する
  • スタートメニュー > すべてのプログラム > アクセサリ > システムツール > ディスク クリーンアップ
  • ファイル名を指定して実行(win+R) > 名前:cleanmgr >OK

起動するとスキャン(空き容量の計算プロセス)が始まるので終わるまで待つ。

Cleanmgr.exe
2. システムファイルのクリーンアップ
スキャンが終了したら "システム ファイルのクリーン アップ(S)" をクリックする。

システムファイルのクリーンアップ
3. 削除するファイルを選択する(チェックをつける)
今回は以下のファイルを削除しました。
3.0GBの空き容量を確保することができました。

☑ システム エラーのメモリ ダンプ ファイル
☑ Windows Update のクリーンアップ

削除するファイル
検証:windows 7 32bit/64bit
Windows Updateのクリーンアップ|Windows 11

Windows Updateのクリーンアップ|Windows 11

Windows Updateは更新前のファイルを保持し、ディスク クリーンアップでそれらを削除できます。これにより、ディスクの空き容量が増え、Windows Updateの時間が短縮されます。ただし、削除すると過去のバージョンに戻せなくなる可能性があります。

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