Windows Update の挙動
Windows Updateは、更新プログラムを適用する前に、更新前のファイルをローカルドライブに一時的に保存しています。
しかし、更新プログラムを実行するたびに、古いファイルが削除されずに蓄積されていってしまうんです。気が付くと、何GBもの不要なファイルがディスク容量を圧迫していたなんてことも...
そこで今回は、そんな不要なファイルを削除して、スッキリ快適なPC環境を取り戻す方法をご紹介します!
例:当方の環境では、更新プログラムのバックアップファイルは4.15GBもありました。
「ディスククリーンアップ」ツールを使う
Windowsに標準搭載の「ディスククリーンアップ」ツールを使えば、簡単に不要なファイルを削除できます。
メリット/デメリット
Windows Updateは、クラウドサーバーの更新プログラムとローカルドライブの「更新プログラムのコピー」を照合してダウンロードするファイルを決定しているので、照合対象のファイルが多いほど時間がかかります。
Windows Updateのクリーンアップを実行する前に、メリット/デメリット を理解しておきましょう。
ディスククリーンアップで削除可能なファイル
通常のクリーンアップとシステムのクリーンアップがあります。Windows Updateのバックアップは「システムのクリーンアップ」を選択すると削除することができます。
削除対象 | システム | 通常 | |
Windows Update のクリーンアップ | ○ | ||
Microsoft Defender ウイルス対策 | ○ | ||
Windows アップグレード ログ ファイル | ○ | ||
ダウンロードされたプログラム ファイル | ○ | ○ | |
インターネット一時ファイル | ○ | ||
システム エラーのミニダンプ ファイル | ○ | ||
Windows エラー報告とフィードバックの診断 | ○ | ○ | |
DirectX シェーダー キャッシュ | ○ | ○ | |
配信の最適化ファイル | ○ | ○ | |
デバイス ドライバー パッケージ | ○ | ||
言語リソース ファイル | ○ | ||
ごみ箱 | ○ | ○ | |
一時ファイル | ○ | ○ | |
縮小表示 | ○ | ○ | |
システム回復ログ ファイル | ○ |
ディスククリーンアップの使い方
- ディスククリーンアップを起動する
Win+R > cleanmgr
- 「システムファイルのクリーンアップ」に切り替える
- ☑「Windows Update のクリーンアップ」にチェックを入れる
- (オプション)必要に応じてその他の項目にチェックを入れる
- OKをクリックする
- クリーンアップが終わるまで待つ
- 以上
スナップショット
資料
Windows では、新しいバージョンの更新プログラムをインストールした後でも、Windows Update からインストールしたすべての更新プログラムのコピーを保持しています。
Windows Update のクリーンアップを実行すると、領域を占有している不要になった古いバージョンの更新プログラムが削除されます (コンピューターの再起動が必要になる場合があります)。
まとめ
Windows Updateは、B、C、OOBリリースがあります。Bリリースは正式版でインストール必須、その他はインストール任意です。
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