

はじめに
Inoreader(イノリーダー)は、多機能なRSSリーダーとして定評のあるコンテンツ収集・管理ツールです。ブログ、ニュースサイト、YouTubeチャンネルなどの更新情報を一箇所に集約し、効率的な情報収集を可能にします。
無料版(Free)でも基本的な購読には十分ですが、画面上に広告が表示されるほか、登録フィード数に上限(約150件)があるといった制約があります。
Remove Inoreader ADSの検証
「Remove Inoreader ADS」は、無料版Inoreaderに表示される広告を除去するためのユーザースクリプトです。筆者はこのスクリプトを数年前にインストールしたまま放置していましたが、当時公開した記事のアクセスが現在も継続していることから、現時点でも有効かどうかを検証しました。
結論として、ブラウザ拡張であるTampermonkeyを利用することで、現在も問題なく動作することを確認できました。本記事では、その導入手順と検証結果について紹介します。
InoreaderとTampermonkeyについて
Inoreader
Inoreaderは、ニュースサイトやブログなどのRSSフィードを収集・整理して閲覧できるウェブベースのRSSリーダーサービス。ブルガリアの企業Innologicaによって開発され、情報収集・整理・自動化の機能性で高く評価されている。
概要
- 提供開始: 2013年
- 開発元: Innologica Ltd.(ブルガリア)
- 対応プラットフォーム: Web、iOS、Android
- 無料プランと有料プラン: 広告・機能制限の有無で差別化
- 主な用途: RSS購読、ニュース・ブログ管理、コンテンツ自動整理
機能と使い方
Inoreaderは、ユーザーが登録したRSSフィードを自動取得し、最新記事を一覧で表示する。フォルダー分け、タグ付け、検索、フィルタリングが可能で、レイアウトや表示形式のカスタマイズにも対応する。キーワードによる自動分類や未読管理、ソーシャル共有機能も備える。
Tampermonkey
Tampermonkeyは、ウェブブラウザー上でユーザースクリプト(Webページの動作をカスタマイズする小規模なJavaScriptコード)を管理・実行するための拡張機能。Greasemonkey互換の機能を持ち、ユーザーはサイトの見た目や挙動を自由に変更できる。
概要
- 開発者: Jan Biniok
- 初版リリース: 2010年
- 対応ブラウザー: Chrome、Edge、Firefox、Safari、Operaなど
- スクリプト形式: Greasemonkey互換JavaScript
- ライセンス: フリーウェア
機能と特徴
Tampermonkeyはユーザースクリプトをインストール、更新、無効化するためのGUIを備え、複数スクリプトの管理を容易にする。エディターには構文ハイライト、オートコンプリート、デバッグ機能が統合されており、開発者にとっても扱いやすい環境を提供する。スクリプトごとの権限管理やバックアップ・同期機能も利用可能である。
Inoreader仕様変更?
以前の検証では、広告ブロッカー(uBlock Origin)を有効にした環境で以下のポップアップが表示されていました。
しかし、今回の検証ではポップアップが確認されませんでした。これが uBlock Origin Lite を使用している影響なのか、あるいは Inoreader 側の仕様変更によるものかは不明ですが、現状の動作状況として記録しておきます。

Remove Inoreader ADSの検証
検証時点では「広告ブロック検知」のポップアップが表示されず、スクリプトの必要性を判断しにくい状況ではありますが、動作確認に成功したためその手順をまとめます。
実行環境として、まずはユーザースクリプト管理ツールである「Tampermonkey」をブラウザに導入する必要があります。
[Remove Inoreader ADS 導入方法]
- Chromeウェブストアから、Tampermonkeyをインストールする
- Greasy Forkから、Remove inoreader ADS をインストールする
「Install this script」をクリックするとインストールが始まる。Tampermonkeyがインストールされていない環境は無反応になる。

- Tampermonkeyのダッシュボードを開いて、Remove Inoreader ADSがインストールされたことを確認する

- 以上
あとがき
今回の再検証は、数年前に書いた記事が今なおアクセスログの上位に現れることに気づいたのがきっかけでした。ネット上の情報は移り変わりが激しいものですが、特定の課題(広告除去など)に対する需要の根強さを改めて実感しています。
検証の結果、最新の Tampermonkey 環境でも「Remove Inoreader ADS」が期待通りに動作したことは、一つの収穫でした。一方で、広告ブロック検知の挙動が変わっていた点は興味深く、これが Inoreader 側の仕様変更によるものか、あるいは uBlock Origin Lite という新世代の拡張機能の影響なのか、今後も注視していきたいポイントです。
こうしたユーザースクリプトによるカスタマイズは、あくまで自己責任の範囲となりますが、自分好みの快適なブラウジング環境を構築するプロセスこそが、まさに「Technical Sandbox(技術的な砂場)」の醍醐味だと思っています。
皆さんの情報収集環境が、この記事を通じて少しでも快適になれば幸いです。
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