uBlock Origin(ユーブロック・オリジン) /ブラウザ拡張
uBlock Originは、ブラウザ拡張として動作するコンテンツフィルタリングソフトウェアです。主要なブラウザに対応しています。
コンテンツフィルタリングソフトウェアは、ブラウザが処理するHTML構文を解析し、任意の指定した部分をフィルタリングする機能を持っています。具体的には、フィルタリングは特定の部分を非表示にしたり、別のコードで置き換えたりすることを指します。
広告ブロック機能も、フィルタリング処理の一環です。
フィルター
uBlock Originは、外部ファイルであるフィルターを利用して、受信したHTMLから指示された部分を抽出し、ブロックします。つまり、uBlock Originの性能は、アクティブにするフィルターやインストールするフィルターに依存します。
この投稿では、私がお勧めするフィルターを紹介します。
ちなみに、AdBlock PlusはGoogleから目をつけられているので、YouTube+AdBlock Plusの環境では正しく視聴できなくなりました。
ソフトウェア情報
uBlock Origin の特徴
uBlock Origin は、以下の点で他のコンテンツフィルタリングソフトウェアと比べて優れています。
- 軽量で高速
CPUやメモリ使用量が少ないため、ブラウザの動作に影響を与えません。 - 高度なフィルタリング
精巧なフィルタリングエンジンにより、様々な種類のコンテンツを効果的にブロックできます。 - 豊富なフィルターリスト
標準で多くのフィルターリストが用意されており、簡単に強力なフィルタリングを実現できます。 - ユーザーコミュニティ
活発なユーザーコミュニティが存在し、情報やサポートを得ることができます。 - オープンソース
オープンソースソフトウェアであるため、無料で利用でき、ソースコードを公開しています。
コンテンツフィルタリングとは?
コンテンツフィルタリングソフトウェアは、ブラウザが処理するHTML構文を解析し、指定した部分を除去したり、別のコードに置き換えたりする機能を持っています。
- 広告ブロック
目障りな広告やトラッキングコードを非表示にすることで、ページの読み込み速度向上と情報量の整理を実現します。 - プライバシー保護
追跡機能を無効にすることで、オンライン上の行動履歴が収集されるのを防ぎ、プライバシーを守ります。 - セキュリティ強化
マルウェアやフィッシングサイトへのアクセスを遮断し、インターネット上の脅威から身を守ります。 - レイアウト改善
不要な要素を非表示にすることで、Webページをスッキリと表示し、読みやすくします。 - カスタマイズ性
個々のニーズに合わせて、フィルタリングルールを自由に設定できます。
uBlock Origin で使えるおすすめフィルター
uBlock Origin には、様々なフィルターリストが用意されています。
複数のフィルターリストを組み合わせることで、より高度なコンテンツフィルタリングを実現できますが、フィルターリストはPCのリソースを消費するためアクティブにするフィルターリストは少なめがよいです。
以下は、その中でも特におすすめのフィルターリストです。uBlock Originをインストールするだけで使用することができます。
- EasyList
広告や追跡コードをブロックする最も一般的なフィルターリストです。
- EasyPrivacy
プライバシー保護に特化したフィルターリストです。
- Peter Lowe's Ad server list
広告サーバーをブロックするフィルターリストです。
- Online Malicious URL Blocklist
マルウェアやフィッシングサイトをブロックするフィルターリストです。
インストールが必要なおすすめフィルター
uBlock Originの標準フィルターで十分ですが、日本語専用フィルター「豆腐フィルター」をインストールしておくと、なんとなく安心できるような気がします。
uBlock Originなどの広告ブロッカーに対抗して Anti-Adblockスクリプトを仕込んでいるサイトがありますが、「Fuckadblock」フィルターをインストールするとそのサイトのスクリプトを無効化できる可能性があります。
まとめ
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