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クイックアシスト /画面共有
Windowsに標準搭載された画面共有アプリ「クイック アシスト」の検証レポート。
この機能は、Windows 10/11 にバンドルされています。利用するには、Microsoftアカウントが必須です。
Windowsは「リモートデスクトップ」という画面共有機能が搭載されていますが、「クイックアシスト」はその技術を利用したもので、第三者から支援を受ける用途で利用します。
クイックアシストは「Windows リモートアシスタンス」のフロントエンドとして機能します。
クイックアシスト動作環境
ルーター越えする場合は、ポート443(https) を使用します。ブラウザが利用できる環境であれば問題ないと思われます。
- Wi-Fi
- クイックアシストアプリ (Windows 11/10標準搭載)
- Microsoftアカウント
- ルーター(ポート443)
クイックアシストについて
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クイック アシストは、リモート接続を通じて 2 人のユーザーが 1 台のコンピューターを共有することで、一方のユーザーがもう一方のユーザーのコンピューターの問題解決を支援できるようにする機能です。招待状を送付する際に、Microsoftアカウントでログインする必要があります。
具体的には、クイック アシストは、ポート 443 (https) 経由で通信し、リモート デスクトップ プロトコル (RDP) を使用して https://remoteassistance.support.services.microsoft.com でリモート アシスタンス サービスに接続します。 トラフィックは TLS 1.2 で暗号化されます。 ルーター環境では、ポート443 の通信を許可する必要がありますが、ブラウザユーザーであれば特別な設定は不要です。
複数のリモートデスクトップアプリ
Windowsは以下の画面共有アプリが標準搭載されています。「接続」以外は RDP(Remote Desktop Protocol) 技術が使われています。
- クイックアシスト
- Windows リモートアシスタンス
- リモートデスクトップ
- 接続(ミラキャスト)
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クイックアシストの使い方
*スナップショットは以下の通り
PC-A(支援を受ける側、Windows 10)
PC-B(支援を提供する側、Windows 11)
- PC-A、B 両方の「クイックアシスト」を起動する。(Microsoftアカウントが必要です)
「クイックアシスト」で検索するまたは、スタートメニューから探す。
- PC-B:「一覧にないユーザーを助ける」をクリックしてセキュリティコードを取得する。
- PC-A:PC-Bから伝えられたセキュリティコードを入力して「送信」をクリックする。
続いて、「画面の共有を許可しますか?」と表示されるので「許可」を選択する。 - 接続中...画面転送開始
- PC-B:「制御の要求」をクリックして PC-A の操作権を要求する
- PC-A:「許可」を選択すると PC-BがPC-Aを操作できるようになる。
- 「脱退する」でセッションを終了することができる。(PC-A,Bどちらからでもよい)
画面の共有が終了しました
- 以上
まとめ
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- Windows 10/11 に標準搭載
- 利用するには Microsoft アカウントが必要
- リモートデスクトップ技術を利用
- 第三者から支援を受ける用途
- Windows リモートアシスタンスのフロントエンド
- ルーター越えする場合はポート443(https) を使用するが、ブラウザが利用できる環境であれば問題ない
- rdp | SC2
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Windows リモートアシスタンスの使い方
Windowsに標準搭載された画面共有アプリ「リモートアシスタンス」の検証レポート。この機能は、Windows 10/11 にバンドルされています。Windowsは「リモートデスクトップ」という画面共有機能が搭載されていますが、「リモートアシスタンス」はその技術を利用したもので、第三者から支
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Windowsに「接続」を復活させる方法(ワイヤレスディスプレイ)
Windows 10/11にはMiracast規格のワイヤレスディスプレイアプリ「接続」が搭載。ただし、v2004以降はオプション機能で、自身で追加が必要。セットアップ手順が複雑で、スタートメニューから「接続」アイコンが消えることも。ミラキャストはWi-Fi Allianceが制定した無線通信規格。
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