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Aug 22, 2023
KB5029331 (OS Build 19045.3393) Preview
KB5029331 / OS Build 19045.3393
2023年8月22日、Windows Update KB5029331 Preview が公開されました。Windows 10 22H2を対象にしたセキュリティ更新を含まない更新プログラムです。マイクロソフトの分類によると「Cリリース」です。
Cリリースは、新機能と不具合修正に特化したセキュリティ更新を含まない更新プログラムのため「プレビュー(Preview)」と但し書きがついており、翌月公開されるBリリースのテスト版の位置づけです。少し早めにリリースして人柱達にバグ取りをしてもらおうというバージョンです。
Bリリースは、[Cリリースの改良版+セキュリティ更新] で構成する更新プログラム、正式版です。毎月第二火曜日に公開されます。
KB5029331 をインストールすると新機能、機能改善、不具合の修正などの恩恵を享受できますが、Previewなので予期せぬ不具合が発生する可能性があります。
現在の環境に問題を抱えていなければインストールする必要はありません。「ダウンロードとインストール」のリンクを踏むまでインストールされることはありません。
今回のCリリースインストール後に BSoD (UNSUPPORTED_PROCESSOR) が発生する環境のあることが報告されているため、14世代 Intel CPU ユーザーはインストールを控えたほうがいいと思われます。
- Windows 10, version 22H2, all editions
- OS Build 19045.3393
Cリリースとは?
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Windows Update Cリリースは、毎月第3週目に公開されるオプションの累積更新プログラムです。セキュリティ更新プログラムは含まれておらず、新機能や改善点のテスト用に提供されます。
Cリリースは、IT管理者が新しい機能を早期にテストし、社内のデバイスに適用する前に問題がないことを確認するために使用できます。また、ユーザーは、Cリリースを使用して新しい機能をいち早く試すことができます。
Cリリースは、Windows Updateの設定で「オプションの更新プログラムを表示する」オプションをオンにすることで利用できます。Cリリースをインストールするには、Windows Updateを開き、「ダウンロードしてインストール」ボタンをクリックします。
Cリリースは、セキュリティ更新プログラムではないため、必ずしもインストールする必要はありません。ただし、新機能を試したいというチャレンジャーは人柱として活躍することができます。ハハハー。
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Windows Update、B, C, OOB リリースとは?
リリースは、毎月第2火曜日、太平洋時間午前10時に配信される品質更新プログラム。インストール必須。 Bリリースの「B」は月の第2週を表す文字です。 Cリリースは翌月のBリリースからセキュリティパッチを除いた品質更新プログラム。インストール任意。
新機能
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- この更新プログラムで、Windows が位置情報をもっと正確に検出できるようになりました。 これで、天気やニュース、交通情報などのサービスがより便利になります。
- この更新プログラムで、[スタート] メニューに Microsoft アカウントの通知が表示されるようになりました。 Microsoft アカウントは、Windows と Microsoft アプリをつなぐアカウントです。 アカウントを使えば、データのバックアップやサブスクリプションの管理が簡単にできます。 セキュリティを強化する設定もできます。 通知を見れば、アカウントに関する重要な情報にすぐに気づくことができます。
- この更新プログラムで、Windows バックアップ アプリがデバイスに追加されました。このアプリを使えば、デバイスのデータを安全に保存できます。
改善項目
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今回も多数の改善項目があります。
- [New] Windows Backupというアプリが使えるようになります。
- グループポリシーサービス機能の問題を修正しました。この問題では、ネットワークが使えるようになるまで、30秒待つという設定が無視されてしまいました。そのため、ポリシーというルールが正しく適用されませんでした。
- D3D12 Independent Devicesという新しい機能が追加されました。これは、同じアダプターで複数のD3D12デバイスを作れるようにする機能です。
- キーボード入力を模倣するアプリの問題を修正しました。この問題では、そのアプリが日本語の文字を他のアプリに送れなくなってしまいました。
- WS_EX_LAYEREDという種類のウィンドウの問題を修正しました。この問題では、画面のサイズや位置を変えたときに、ウィンドウの大きさや場所が間違って表示されてしまいました。
- 仮想的な印刷キューに送った印刷ジョブの問題を修正しました。この問題では、印刷ジョブがエラーもなく失敗してしまいました。
- ディスクパーティションという区画の問題を修正しました。この問題では、パーティションを消して、その空き領域をBitLockerという暗号化機能があるパーティションに追加したときに、PCが動かなくなってしまいました。
- リモートデスクトップという機能の問題を修正しました。この問題では、複数のアプリを使っているときに、リモートデスクトップの接続が切れてしまいました。
- RSOPという機能の問題を修正しました。この問題では、Windows LAPS "BackupDirectory" という設定が反映されなかったです。これは、「AADにバックアップする」という1という値に設定したときに起こりました。
- ClickOnceという機能の既知の問題を修正しました。この問題では、ClickOnceで配布したアプリが、「信頼済み」としてインストールされているにもかかわらず、インストールするように求められてしまいました。
- Windows Update for Businessという機能の問題を修正しました。この問題では、サインイン時にパスワード変更を求められた後に変更操作が失敗してしまいました。そしてサインインできなくなりました。エラーコードは0xc000006dです。
既知の問題
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BSoD問題が追記されました。
- カスタム オフライン メディア、またはカスタム ISO イメージから作成された Windows インストールのデバイスは、この更新プログラムによって Microsoft Edge 従来版 が削除され、新しい Microsoft Edge に自動的に置き換わっていない可能性があります。 この問題は、2021 年 3 月 29 日以降にリリースされたスタンドアロン のサービス スタック更新プログラム (SSU) を最初にインストールせずに、この更新プログラムをイメージにスリップストリームすることで、カスタム オフライン メディアまたは ISO イメージが作成された場合にのみ発生します。
- Microsoft は、2023 年 8 月 22 日にリリースされた更新プログラムをインストールし、デバイスを再起動した後、ユーザーがブルー スクリーンに "UNSUPPORTED_PROCESSOR" エラー メッセージを受け取る問題の報告を受け取りました。 Windows が期待どおりに起動できるようにするために、この更新プログラムは自動的にアンインストールされる場合があります。
現在、マイクロソフト社に起因する問題かどうかを調査中です。詳細が判明次第、改めてお知らせいたします。
既知の問題の調べ方
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Windows 10に関する全てのKBシリーズの既知の問題は特設サイトでまとめられています。
未解決のまま長期放置されているケースがあるので、余力のある時に確認しておきましょう。(例えば、マルチバイトでのMS-IMEの問題)
日本語情報は、英文記事を機械翻訳しただけのものなので、変な日本語になっており雰囲気がわかる程度の品質です。英文記事のみに掲載され日本語情報に記載されない既知の問題もあるので、英文情報を Google翻訳、DeepL翻訳などで日本語化して確認するほうがMSの機械翻訳よりは分かりやすいです。
BSoD /UNSUPPORTED_PROCESSOR
今回のCリリースをインストールすると、特定の環境で BSoD が発生することが確認されています。Intel 第14世代 デスクトップCPU。
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【注意】Windows 11/10プレビュー版更新でブルースクリーン発生の可能性(2023年8月22日)
Windows 11/10のプレビュー版更新でブルースクリーン問題。エラーは「UNSUPPORTED_PROCESSOR」。原因不明だが、更新が自動アンインストールされることも。インストール検討者は注意を。
解決しました。

UNSUPPORTED_PROCESSOR 問題の原因は Intelプロセッサ【KB5029351/KB5029331】
2023年8月22日リリースのWindows更新プログラムKB5029351は、Intelプロセッサの特定のサブセットでブルースクリーン(BSoD)を引き起こす可能性がある。Microsoftは、影響を受けるデバイスへの配信を制限している。
まとめ
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
- 2023年8月22日リリース。
- セキュリティ更新を含まない更新プログラム。Cリリースと呼称されているPreview版、いわゆる人柱バージョンです。
- Cリリースの対象バージョンは Windows 10 22H2 です。
- Intel 第14世代CPUでBSoDが発生している模様。
- Bリリース(正式版)は翌月第2火曜日にリリースされます。(配信スケジュール詳細)
- KBase (Knowledge Base) の情報 | SC2
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UNSUPPORTED_PROCESSOR 問題の原因は Intelプロセッサ【KB5029351/KB5029331】
2023年8月22日リリースのWindows更新プログラムKB5029351は、Intelプロセッサの特定のサブセットでブルースクリーン(BSoD)を引き起こす可能性がある。Microsoftは、影響を受けるデバイスへの配信を制限している。
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