2023年7月7日、8日(金、土)
伊藤園お~いお茶杯 第64期王位戦 七番勝負 第1局
藤井聡太王位(20) vs 佐々木大地七段(28) の正立会人を務めた石田和雄九段(76) の傍若無人な振る舞いにより、1日目の封じ手をめぐるやり取りで、36手目を封じた後手佐々木大地七段が石田九段に封筒を手渡したため、手順が違うと報道されました。(Yahooの記事)
封じ手の封筒は対戦相手である藤井王位に手渡ししてサインをもらうのが正式手順ですが、石田九段に手渡ししたため、ABEMA中継の解説をしていた佐々木七段の師匠深浦九段が「すいません。師匠から言っておきます。直接、対局者に渡すのが正解です」と釈明する場面があった。
しかしながら、この場面は佐々木七段が藤井王位に封筒を渡そうとしたときに、石田九段が手を出したため佐々木七段は石田九段に封筒を渡す流れになったことを、弟子の勝又七段が明らかにしました。
ぐだぐだ
石田九段は、これ以外にも、対局開始時間を間違えたり、投了時に立ち会わずに新聞社のインタビューに応えていたりして、立会人としての役割を忘れていたと言われても仕方のない所作でした。
正立会人はタイトルを持たない現役の九段棋士または引退棋士が務めます。今回は豊田市能楽堂(愛知県豊田市)で開催されたため、その地にゆかりのある石田九段が正立会人に選定されたようです。
人生初の封じ手を行った佐々木大地七段は、事情を知らない報道機関から悪者扱いをされてとんだ災難でした。
正立会人が佐々木七段を動揺させた失態は大きいと言わざるをえません。大好きな藤井七冠を間近で見るために正立会人の仕事を受けた疑惑が深まった。
日本将棋連盟は人材不足なのか...?
プロフィール
石田和雄九段はタイトル経験なし、一般棋戦優勝経験なし。八段昇段後公式戦250勝の昇段規定により、1992年3月31日九段に昇段した。
九段で引退したので、地元にゆかりのある引退棋士として今回の正立会人に抜擢されたと考えられる。
YouTube「石田九段一門将棋チャネル」にて情報発信をしているが、近年は藤井聡太七冠の対局結果を告知するコンテンツで占められており、A級に昇級した佐々木勇気八段(弟子)、今回副立会人で師匠の尻ぬぐいを務めた高見泰地七段(弟子)のことにはほとんど触れないという不思議な師匠である。
藤井七冠の追っかけと言っても過言ではない。だから、今回藤井王位が初手を指したあとも人に促されるまで席を立とうとしなかったのかもしれない。
氏名 | 石田和雄、2012年引退 |
棋士番号 | 97 |
生年月日 | 1947年3月29日(76歳) |
出身地 | 愛知県岡崎市 |
師匠 | (故)板谷四郎九段 |
通算成績 | 680勝731敗(.482) |
新人王戦 | 2回(第3回-1972年度・7回) |
勝ち抜き戦5勝以上 | 1回(第3回-1980年度) |
名棋戦 | 1回(第2回-1975年度) |
石田無双
終局と感想戦をすっ飛ばして弟子とインタビュー
タイトル戦の正立会人は、終局が近づくと対局室に入り投了場面と続いて行われる感想戦を見届ける役割がある。これは正立会人として最も重要な仕事です。
しかしながら、佐々木七段が投了を告げた時に石田九段の席に弟子の高見七段(副立会人)が着座していたため、ABEMAのコメント欄は、「石田先生はどこいったー?」「体調不良か?」と心配コメントが多数寄せられていた。高齢であるが故に皆さん心配したのだと思う。
ところが、石田九段は正立会人の立場を忘れたのか、弟子の鎌田女流の売り込みと藤井王位がいかに強いかを力説しておられたよ。
以下は証拠動画
石田九段一門将棋チャネルのコメント
ツイッターの反応
立会人の石田和雄師匠は初手以降いつまでも席を外さないので誰かに促されてやっと出ていかれました。それを見ていた杉本師匠は解説の中で立会人がいつまでもいるのは迷惑です。とはっきり言われてました。🤣
— 四条烏丸 (@8050mondai) July 7, 2023
今日の佐々木大地七段の初めての封じ手。まず対局相手の藤井王位に渡さないといけないのに立会人の石田九段に渡してしまって、解説の深浦九段(大地七段の師匠)は全部大地が悪いんですと言っていたけど、席に着くタイミングで石田九段が手を伸ばそうとしていたので、これはしゃーない。 pic.twitter.com/brbSvEpmow
— らうあ~る (@Wave_of_Raual) July 7, 2023
王位戦。外出中なので、合間合間にミュートして確認してたけど、確かに封じ手開封から対局再開の流れがなんかぎこちないなぁ。とは思っていたら、そういうことだったんか。
— よいよい (@yoiyoirx) July 8, 2023
連盟も石田九段に忖度したものの、立会人は怪しいから石田門下の高見七段を副立会にしたんだろうけどさ。手に負えないレベルか pic.twitter.com/SwI8VtoETc
昨日の封じ手の時の事を勝又先生が「師匠が立会人久し振りで」とフォローしてたけど、六年前の王位戦第1局も初封じ手の菅井八段が石田九段を通して羽生九段に封じ手を渡してるから、石田流なのかもしれない😅。 pic.twitter.com/JBwNnWbJ4v
— びおら (@lbhye712) July 8, 2023
王位戦立会いの石田和雄ロートル、封じ手開封でもやらかしまくり。いくら愛知出身とはいえタイトル獲ったこともない爺さん立会いにした連盟もクソ。大地も初封じ手がこんな耄碌ジジイでお気の毒に。
— murmur (@murmur84279288) July 8, 2023
王位戦第1局終局後 感想戦の最中に
— うめちゃん🦀🎾⚾ (@umechan2951) July 8, 2023
石田先生は鎌田さんとインタビューを受けておられました🎤 https://t.co/9QWTjGIBWy
まとめ
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