2023年2月23日(木、天皇誕生日)
第16回朝日杯将棋オープン戦、準決勝、決勝
東京都千代田区、有楽町朝日ホール
日本将棋連盟公式一般棋戦、全4棋戦の一つ第16回朝日杯の決勝が行われた。
藤井聡太竜王は渡辺明名人に勝ち、2年ぶり4度目の優勝を飾った。
藤井竜王は、JT杯、銀河戦に続いて朝日杯に優勝。
タイトル戦を除く一般棋戦4つのうち残るはNHK杯だが、藤井竜王は準決勝まで駒を進めている。
NHK杯の決勝の収録は終わっているので、主要メディアは結果を知っているのだが今回はネタバレ記事が見られなかった。
さぁ~て、4つの一般棋戦を制覇してグランドスラム達成となったのであろうか?
いくつかのメディアが「グランドスラム」という言葉を使用して記事を書いているが、結果を知っているだけに煽ってるんですかね?
第16回朝日杯 準決勝、決勝
先手、後手は振り駒で決まるが、いずれも藤井竜王は先手だった。(歩が3枚)
今回の優勝により、先手番26連勝とのことです。
先手 | 後手 | 時間 | |
準決勝1 | ○藤井聡太竜王 | ●豊島将之九段 | 10:00 |
準決勝2 | ●糸谷哲郎八段 | ○渡辺 明名人 | 10:00 |
決勝 | ○藤井聡太竜王 | ●渡辺 明名人 | 14:00 |
主催者公式YouTube
4つの一般棋戦
4つの一般棋戦は全てがトーナメント方式、短い持ち時間のため実力と指運、振り駒運が試される。
日本将棋連盟の歴史上、一般棋戦を同一年度に全て制覇した棋士は存在しない。(メディアはグランドスラムと表現している)
藤井竜王は、歴史的な快挙を達成したのか否か?
朝日、毎日、読売、産経など棋戦主催者は結果を知っているのだが...。
令和4年度タイトル戦
藤井竜王は8タイトルのうち5冠を制覇している。(竜王、王位、叡王、王将、棋聖)
令和4年度は、竜王、王位、叡王、棋聖を防衛した。
王将は羽生善治九段と防衛をかけて戦っているところで現在2勝2敗のイーブン。棋王は渡辺明棋王に挑戦中で、奪取すると羽生九段の持つ史上最年少6冠の記録を更新する。
タイトル6つ目に王手をかけつつ、一般棋戦も3つ優勝。
NHK杯の情報は漏れない...
未放映のNHK杯の情報は漏れない。
例外としては昨年12月19日、第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負第1局 藤井聡太竜王 vs 佐藤天彦九段の対局の報道により、間接的にNHK杯の未放映の結果が漏れたことがある。
お漏らししたのは、将棋の総本山日本将棋連盟のプレスといくつかのスポーツ紙だった。
藤井竜王が300勝を達成した時には、NHK杯(対天彦戦)は放映前だった。それなのに、NHK杯の勝ち星が加算されていたので結果がバレてしまった。
王将戦、棋王戦の結果次第ではネタバレにつながる報道があるかもしれない。(先手番連勝xxとか)
例えば、今回の朝日杯優勝により、先手番26連勝。(未放映のテレビ対局を除く)と報道されたので、NHK杯3/12放送(2/6収録)の対八代戦での藤井竜王の手番によっては推測できる可能性はある。
未放映のテレビ対局かつ公式戦は記述時点ではNHK杯のみ。
藤井竜王通算成績
まとめ
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