里見香奈女流四冠
里見香奈女流四冠(女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花)がプロ編入試験を申請した。受験資格の成績を得た後から1ヶ月以内に申請をしなければならず、ぎりぎりまで考えたようだ。
8月以降月イチのペースで対局を行い、3勝した時点で合格となる。対戦相手は、規定により新四段のプロ棋士5名と決まった。
合格すれば、「女流」のつかない初の女性プロ棋士四段誕生となる。そして、フリークラスへの編入資格を得る。
フリークラスはプロ棋士ではあるが毎月の対局料(参稼報酬、給料みたいなもの)はない。名人挑戦権もない。
フリークラスの先には、C級2組昇級という分厚い壁が待っている。C2に昇級すれば順位戦リーグを戦うことができる。参稼報酬を貰える。
女流という但し書きのない女性プロ棋士を見てみたいですねー。
里見女流王座は5月27日の棋王戦予選決勝で古森悠太五段(26)に勝ち、直近の公式戦の成績を10勝4敗として女性で初めてプロ編入試験の受験資格を獲得。6月24日に日本将棋連盟に受験を申請し、受理された。(毎日新聞)
プロ編入試験
プロ編入試験を経てプロ棋士になったのは、現役では3名。
瀬川六段は現行制度ができる前の特例で設定されたプロ編入試験に合格。
- 瀬川晶司六段(52、C級2組)
- 今泉健司五段(49、C級2組)
- 折田翔吾四段(32、フリークラス)
プロ編入試験 受験資格
- 現在のプロ公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者
- 四段以上の正会員の推薦のある者
里見四冠の対戦相手
試験官は新四段5名を棋士番号順に選出。
持ち時間3時間。
2022-10-13、里見女流は狩山四段に負けたためプロ編入試験不合格となった
- [里見四冠の対戦相手]
- 徳田拳士四段(24、C級2組、序列56番、棋士番号332)、2022-08-18(木)
→ ●里見香奈(後手)、127手 - 岡部怜央四段(23、C級2組、序列55番、棋士番号331)、2022-09-22(木)
→ ●里見香奈(先手)、132手 - 狩山幹生四段(20、C級2組、序列54番、棋士番号330)、2022-10-13(木)
→ ●里見香奈(後手)、103手 - 横山友紀四段(22、C級2組、序列53番、棋士番号329)
- 高田明浩四段(20、C級2組、序列33番、棋士番号328)
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