第7期叡王戦九段戦、一匹狼が因縁野郎をボコって本戦出場

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将棋,藤井聡太

2021年12月16日、
将棋の叡王戦 段位別予選 九段戦において、
三浦弘行九段が渡辺明名人を95手で下し本戦出場を決めました。

三浦九段は因縁の対決を制しました。

関連情報とともにメモに残しておきます。


令和3年度タイトル戦

第7期叡王戦

2021年度 (今年) に行われた第6期叡王戦の覇者は、藤井聡太叡王 (竜王、王位、棋聖) です。

そして早くも、第7期叡王戦の段位別予選が行われております。

叡王戦のしくみ

叡王戦は歴史が浅いわりには、第6期から主催者がドワンゴから不二家に変わるなどの不安定な体制となっているため今後の継続性が心配なタイトル戦であります。

不二家に変わるタイミングで賞金額が大幅に減額され、序列3位から6位になりました。(日本将棋連盟はタイトル戦の序列を賞金額で決めている。)

藤井叡王の挑戦者となるには、次のステップを踏みます。

  1. 段位別予選 ← この記事
  2. 本戦
  3. 五番勝負

棋譜など

棋譜はAbemaで確認することができます。(有料)

または、
「元奨励会員アユムの将棋実況 (YouTube)」で確認することができます。↓

投了図

第7期叡王戦 段位別予選 (九段) 投了図

Abema の記事

将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が12月16日に行われ、三浦弘行九段(47)が渡辺明名人(棋王、王将、37)に95手で勝利した。三浦九段はこの勝利で本戦出場が決定した。

 過去の対戦成績では三浦九段が9勝、渡辺名人が17勝。昨年3月以来となる対戦となった一局は、三浦九段の先手番で相掛かりからスタート。ただ、序盤の駒組み段階で飛車の交換が入ると、お互い飛車を打ち直して、相振り飛車のような展開に。しっかりと美濃囲いで固めていた三浦九段が、先に渡辺陣へと切り込み有利に対局を進めると、攻め合いになったところでも耐久力で勝り、優勢、さらに勝勢に。渡辺名人最後の攻めも間違えずにかわしきった。

叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。30人が参加する九段戦はAからCまでの3ブロックに分かれて行われ、それぞれ優勝者が本戦に出場する。前期から不二家が主催となり、対局時には栄養補給のためのお菓子ボックスが設置されている。現在のタイトル保持者は藤井聡太叡王(竜王、王位、棋聖、19)。ABEMA TIMES

因縁の対決とは?

三浦九段と渡辺名人には確執があります。(または、ありました)

日本将棋連盟が三浦九段に慰謝料を払ったこと、その後の渡辺名人の謝罪により両者は和解したとされていますが、渡辺名人(当時は竜王)の新聞記者を巻き込んだおかしな行動により謝罪はうわべだったことがバレてます

確執の原因は、当時の渡辺竜王(と仲間たち)が竜王の挑戦権を獲得していた三浦九段に日本将棋連盟を巻き込む形で因縁をつけて、竜王戦の挑戦者の資格を剥奪させたことです。

第三者委員会の調査により三浦九段の潔白は証明されましたが、すでに竜王戦は終わっており渡辺竜王の防衛となりました。(対戦相手は丸山九段)

渡辺竜王(当時)は、三浦九段の実力が怖かったのでしょうね。

三浦九段にとって不幸だったのは、当時の日本将棋連盟会長谷川浩司九段の存在です。

谷川会長は、因縁をつけた側の意見のみを採用し三浦九段に竜王戦の出場停止を命じました。

聖人君子のように扱われる谷川九段のメッキが剥がれた瞬間です。

藤井四冠が優勝した第14回朝日杯将棋オープン戦において、渡辺名人が藤井四冠に勝てば次戦で「三浦九段 vs 渡辺名人」が実現するハズでしたが、渡辺名人は何故か詰みを見逃し藤井四冠に負けてます。

まとめ

[第7期叡王戦 九段戦]
  • 第7期叡王戦段位別予選 (九段) において三浦九段 vs 渡辺名人の対局が実現した。
  • 両者は過去に因縁があるため注目された対局となった。
  • 渡辺名人は、第14回朝日杯将棋オープン戦で疑惑の敗着をして三浦戦を避けたと思われても仕方のない対局をしている。(SC2
  • 結果は、三浦九段の勝ち。
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