2021年6月14日、
エイベックス(7860、東証第一部)は株式の一部をサイバーエージェント(4751、東証一部)に売却しました。
これにより、サイバーエージェントの持ち株比率は4.83%から12.25%となり筆頭株主となりました。
エイベックスは、昨年12月には本社ビル売却を決めています。
処分期日 | 2021 年6月 14 日 |
処分株式数 | 普通株式 3,500,000 株 |
処分価額 | 1 株につき 1,488 円 |
調達資金の額 | 5,208,000,000 円 |
処分方法 | ( 処分予定先)第三者割当の方法により、全株式をサイバーエージェントに割り当てる。 |
その他 | 上記各号については、金融商品取引法に基づく届出の効力発生を条件とする。 |
調達資金の使途
調達資金を実際に支出するまでは、銀行預金等にて管理するとしています。その原則から外れた時は要注意ですね。
- グローバルアーティストの発掘・獲得・育成・プロモーション費用
- 大型アニメーション・ゲームの開発・プロモーション費用
エイベックスの厳しい環境
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うライヴ・イベント等の開催自粛の影響が大きいとしています。2021年3月期 | 売上高:815 億円(前年度比 39.8%減) 営業損失:62 億円(前年同期は営業利益 40 億円) 特別損失:18億円 貸倒引当金繰入額32億円を営業外費用に計上 |
2021年3月期末 | 純資産:583 億円(88億円増加) 現金及び現金同等物:526 億円(前年同期179億円) |
まとめ
業績が伴わない増配は本社ビル売却によるものです。2019 年3月期 | 2020 年3月期 | 2021 年3月期 | |
連 結 売上高 | 160,126 百万円 | 135,469 百万円 | 81,527 百万円 |
連結営業利益 | 7,089 百万円 | 4,033 百万円 | △6,278 百万円 |
連結経常利益 | 6,529 百万円 | 3,017 百万円 | △6,538 百万円 |
1株当たり配当金 | 50 円 | 50 円 | 121 円 |
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