Windowsシステムが作成するフォルダのことを「ネイティブフォルダ」と呼びます。
例えば、64-bit アプリケーションのインストーラーは、末尾に (x86) のない C:\Program Filesフォルダにアプリケーションをインストールします。
Chrome 64-bit インストーラーはこれまで、C:\Program Files (x86) フォルダを使用していましたが、最近ではネイティブフォルダにインストールされるようになりました。
ただし、C:\Program Files (x86) フォルダにインストールされた Chrome 64-bit は、アップデート後も C:\Program Files (x86) を使用します。
Chrome をネイティブフォルダにインストールしたい時は、一旦アンインストールすることが必要です。
新 | C:\Program Files\Google\Chrome |
旧 | C:\Program Files (x86)\Google\Chrome |
ネイティブフォルダ
Windowsには、ネイティブフォルダと呼ばれる、システムによって自動的に作成されるフォルダがあります。
これらのフォルダは、ユーザーが作成したフォルダとは異なり、Windowsの機能を最大限に活用するために使用されます。ネイティブフォルダには、Windowsの構成やアプリケーションの動作に必要な情報を格納しています。
2020年に周知済み
Chromeのターゲットフォルダが変わることは、2020年6月6日にann Dago氏が chromium.googlesource.com に投稿した記事で明らかにしています。バグ修正とのことです。
ann Dago氏の記事を辿ってみると、以下のバージョンから仕様変更が行われていました。
Chrome 85.0.4166.0
この記事を書いている時点のバージョン、Chrome 90.0.4430.93
[仕様変更] Chrome 64-bitの標準フォルダが64-bitフォルダに修正
Google Chrome 64-bitのデフォルトフォルダーが変更されるとの記事を読みました。( srcGit at Google ) 記述時点では、Chromeは64-bit, 32-bit共に次のフォルダーを使用します。 C:\Program Fi...
ネイティブフォルダに変えるには?
資料
ann Dago氏の2020年6月6日土曜日01:00:01の投稿
Browsers installed under "C:\Program Files (x86)" remain in that
directory and will continue to be updated. They must be uninstalled
first to be reinstalled under "C:\Program Files".
chromium/src - Git at Google
まとめ
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