[仕様変更] Chrome 64-bitの標準フォルダが64-bitフォルダに修正

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chrome192.png

Google Chrome 64-bitのデフォルトフォルダーが変更されるとの記事を読みました。(srcGit at Google

記述時点では、Chromeは64-bit, 32-bit共に次のフォルダーを使用します。

C:\Program Files (x86)\Google\Chrome

仕様変更が反映されると、次のフォルダーに変わります。

区分フォルダー
Chrome 32-bitC:\Program Files (x86)\Google\Chrome
Chrome 64-bitC:\Program Files\Google\Chrome

Chrome 64-bitが [C:\Program Files (x86)] を使用することに違和感を感じていましたが、やっと見直されることになりました。


アンインストールが必要

仕様変更の恩恵を受けるにはアンインストールが必要です。

  1. Chromeからアップデートする(フォルダはそのまま)
  2. アンインストール後に再インストールする(フォルダが変わる)

Chromeの同期機能を利用している場合、ほとんどの設定や拡張機能は新しいフォルダーへ移行することができます。

[移行できない設定]
  • 一部の拡張機能の設定情報(Tab Position Customizer 2など)
  • デベロッパーモードを利用してインストールした拡張機能

資料

Sat Jun 06 01:00:01 2020

Install 64-bit browser versions under "C:\Program Files" by default

Browsers installed under "C:\Program Files (x86)" remain in that directory and will continue to be updated. They must be uninstalled first to be reinstalled under "C:\Program Files".
srcGit at Google

Google翻訳
デフォルトで「C:\Program Files」の下に64ビットブラウザバージョンをインストールします

「C:\Program Files(x86)」の下にインストールされたブラウザはその中に残ります
ディレクトリを更新し続けます。アンインストールする必要があります
最初に「C:\Program Files」の下に再インストールします。

あとがき

2017年にChrome 64-bitを [C:\Program Files] にインストールできるか否かを検証しましたが、スタンドアロンインストーラーを使用してもどうやってもダメでした。

バグだったのですね...

Chromiumの仕様変更なので、Chromiumベースのブラウザは仕様変更の影響を受けると思われます。

通常通り使い続ける限りは、フォルダーが変更されることはありません。

「完全にアンインストール」とあるので、Profileフォルダーまでも削除する必要があるか否かは実際にリリースされてから検証する予定です。

以下の場所にあるフォルダーです。

C:\Users\...\AppData\Roaming\Google\Chrome\User Data\Profile 1

Chrome 64-bitインストーラーが設定するターゲットフォルダーの検証

Google Chrome のインストーラーを実行すると、実行しているインストーラーが 32-bit であろうと 64-bit であろうと区別なく、32-bit プログラム用のフォルダーへ Chrome がインストールされます。 C:\Program Fil...


検証:Google Chrome 83.0.4103.106
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