NTT西日本からレンタルされたひかり電話対応機器 PR-500KI のファームウェアがアップデートされていました。
ファームウェアは 2019/01/15 にリリースされており、ファームウェアバージョンは Version 06.00.0060 です。
今回のバージョンアップは2つ前の 2018/07/02 にリリースされた Version 06.00.0040 の後継バージョンです。
通常は自動更新になっているので、利用者はマニュアルインストールする必要はありません。
私のように手動更新にしている方はアップデートしては如何でしょうか。
今回のアップデートにより以下のバージョンになりました。
- Version 06.00.0060 (2019/01/15)
やっと本流に戻った
今回のバージョンアップは 06.00.0060 なので 2018/07/02 の 06.00.0040 の後継ファームウェアだと考えられます。そしてひとつ前の 2018/07/30 05.00.0020 はスポットリリースだったのではないかと考えています。
リリース日 | Version | 更新情報 |
2019/01/15 | 06.00.0060 | インターネット利用時における安定性を向上させました。自動バージョンアップに関わる弊社接続先の変更を行いました。 |
2018/07/30 | 05.00.0020 | 特定のご利用条件において動作が不安定になる事象を改善しました。 |
2018/07/02 | 06.00.0040 | インターネット利用時における安定性を向上させました。自動バージョンアップに関わる弊社接続先の変更を行いました。 |
2018/01/09 | 05.00.0010 | LAN側接続端末との通信安定性を向上しました。 光プレミアムから光ネクスト等への品目変更における初回起動時の機能動作を向上させました。 |
VPNサーバー機能
PR-500KI はVPNサーバー機能を有しています。VPNサーバーを有効にすると、外出先から自宅のネットワーク対応機器にアクセスすることができます。
外出先で利用できるデバイスは、スマートフォン、PCなどVPNに対応したデバイスなら何でも構いません。
システム構成
- 自宅PC
- HGW (Home Gate Way, NTTレンタル品)
- 出先PC (Windows7)
ホームゲートウェイ (HGW) はNTTのレンタル品です。
NTT西日本のフレッツ隼とひかり電話をセットで契約すると、PR-500KI または PR-500MI がNTTの工事会社により設置されます。
DDNS
DDNS:Dinamic Domain Name System
HGWの「グローバルIPアドレス通知設定」でグローバルIPアドレスを把握することができますが、グローバルIPアドレスが変わるたびにPCやスマートフォンのVPN接続設定を変更しなければなりません。その煩わしさを解消する手段として、DDNSがあります。
DDNSは動的に変わるグローバルIPアドレスとホストを紐づけする仕組みのことです。(この記事でホストに当たるのはHGW)
例えば、アイ・オー・データ製品には無料で利用できるDDNSサービスが付属しているものがあります。 (WN-G300DGRなど)
あとがき
プライベートVPNを利用するメリットは次の通りです。- 出先から自宅にVPN接続するとradikoのロケーション判定は自宅になります。自宅が大阪の場合、どこにいても大阪の放送を聞くことができます。
- 自宅のネットワーク機器を出先から操作できるようになります。
- 出先から自宅のひかり電話の発着信が可能になります。*1
External link
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