Amazonプライムを騙るフィッシングメールの実例

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はじめに

2019年3月20日、Amazonプライムを騙るフィッシングメールを受信しました。

Gmailの迷惑メールフィルタが仕事をしたので隔離されていました。

Gmail ユーザーでない方はAmazonメールと誤認しているかもしれないので、今回受信したフィッシングメールを公開したいと思います。

フィッシング被害の拡散防止の一助となれば幸いです。



実例

実際のメールはHTMLメール形式です。

黄色いフォームボタンを押すように誘導する内容だったのでヘッダー情報とテキスト文のみ掲載します。

spammail_190320

From:Amazon更新する
<eskldvour@b40.coreserver.jp>
To:xxx <xxx@xxx.xxx>
日付:2019/03/20 20:27
件名:[緊急の通知] Amazoneプライムの自動更新設定を解除いたしました!

xxx様

お客様のご希望により、Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました。

「Amazonプライム会員情報の管理」ページで、自動更新の設定状況や会員期間の終了日をご確認いただけます。

期間が終了したら、 お急ぎ便無料 や プライム・ビデオ見放題 などのプライム会員特典のご利用ができなくなります。(主なプライム会員特典を確認するには こちらをクリックしてください)

プライム会員資格の継続で、2019/03/21からお使いいただける予定であった400ポイントを獲得 。

継続してプライム会員特典をお楽しみいただきたい場合は、「Amazonプライム会員情報の管理」ページにて「会員資格を継続する」 をクリックしてください。

Amazonプライムをご利用いただき、ありがとうございました。

spamform

フィッシング判定

Amazon プライムに加入してない方は、すぐにインチキだと気がつくと思います。

Fromと件名は次の通りです。

メールヘッダー
FromAmazon更新する <eskldvour@b40.coreserver.jp>
件名[緊急の通知] Amazoneプライムの自動更新設定を解除いたしました!

アマゾンのメールと誤認させるために、差出人(From)を「Amazon更新する」にしていますが、不自然で差出人らしくありません。

そして、差出人が eskldvour@b40.coreserver.jp なので、メールヘッダーを確認する習慣のついている方は amazon.co.jp ドメインから送信されていないことに気がつくと思います。

さらに、件名が ”アマゾプライム(Amazone)” となっています。

裁判対策なのか、犯人がマヌケなのか...。?

まとめると次の通りです。

項目文字列説明
Fromcoreserver.jpアマゾンジャパンのドメインは amazon.co.jp なので明らかにおかしい
件名Amazoneアマゾンのスペルは Amazon
※e は不要

ぷららの迷惑メールフィルターは対策されていた模様

今回のフィッシングメールは「ぷららアカウント」宛に送信されたものを、Gmailで受信しました。(筆者が転送設定している)

ぷららの迷惑メールフィルターオプションは件名の文頭に [meiwaku] を付加するハズですが、[meiwaku] は付加されておらず、フィルターを通過していました。

攻撃者は、ぷららの迷惑メールフィルターをスルーする知恵を持っていました。

ぷららメールユーザーはご注意ください。

X-spam-judge

メールヘッダに [X-spam-judge: ok] を見つけました。

X-spam-judgeはぷららが迷惑メールと判定した時に追加する独自タグです。

攻撃者は、ヘッダーに [X-spam-judge: ok] を付加して送信したため、ぷららの迷惑メールフィルターは反応しなかったと思われます。

あとがき

atogaki

今回のフィッシングメールは「会員情報の管理ページで確認」と書かれたフォームボタンをクリックさせて、Amazon の ID/パスワード を窃取しようと試みるものです。

差出人 From のメールアドレスはデタラメですが、本文中のフォームボタンに設定されたURL(フィッシングURL)は差出人に繋がる情報のはずです。

フォームボタンには次のURLがセットされていました。個人情報を扱うのにも関わらずSSL通信(https)になっていないところがマヌケです。

http://www.amarzone-reg.com

そこで、amarzone-reg.com を aguse.jp で調べてみると、サーバーは南アフリカに設置されており、CloudInnovation infrastructure という組織が管理しているものだと分かりました。

南アフリカは遠すぎる...。

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