
BAN:Stylish(Chrome拡張機能)
窓の杜ニュースでFirefox Add-on Stylishの掲載が中止された記事を読みました。
Chrome版Stylishが削除されたか否かは書かれていなかったので、当方のChromeにStylishをインストールしていることもあり、ChromeウェブストアのStylishページにアクセスしてみたところ 404エラーが返されました。
既に、Chromeウェブストアから削除されていました。
Chromeウェブストア - Stylish
https://chrome.google.com/webstore/detail/stylish-custom-themes-for/fjnbnpbmkenffdnngjfgmeleoegfcffe
Stylish公式サイトはアクセスすることができました。
しかし、Install for Chrome をクリックしても反応がありませんでした。
※公式サイトのリンクは文末に掲載しています

拡張機能が続々削除されている
私がメモしてきた、削除された拡張機能の記事です。色々なサイトで紹介されている有名で有能な拡張機能であろうともバッサリと削除されているので、Googleさんの拡張機能の安全性を高める施策に対する本気度を感じます。
BAN/chrome
Stylishプライバシーポリシー
Stylish公式サイトのプライバシーポリシーは「収集した個人情報は特定できない」とされていますが、窓の杜の記事はその主張を否定するものです。
Google翻訳
当社は、非個人情報が収集されるユーザーの身元を認識しておらず、またそれを特定することもできません。Website Themes & Skins by Stylish | Userstyles.org
ところが、窓の杜ニュースでは以下の指摘をしています。
実際には閲覧履歴のすべてを収集していたようだ。パスワードのリセットなどで用いられる認証トークンを含んだURLや、コンテンツの共有に使われるワンタイムURLも含まれるため、個人の特定はおろか、機密情報の入手も不可能ではない。
窓の杜
窓の杜
Stylishは2017年1月にWebサイト分析サービスなどを提供するイスラエルの SimilarWeb 社により買収されました。
Google 翻訳
私たちは何の情報を収集しますか?当社が収集する第1の種類の情報は、本サービスを利用して利用可能になる、識別不可能な集約情報(「非個人情報」)です。
当社は、非個人情報が収集されるユーザーの身元を認識しておらず、またそれを特定することもできません。
自動的に収集される非個人情報、およびAndroidアクセシビリティサービス機能を介して該当する場合は、次のようにユーザーのデバイスによって送信されたユーザーの集約された技術情報が含まれます。
From the Stylish desktop browser extension:
- 使用されたURL、インターネットプロトコルアドレス(匿名化のためにトリミングされ、ハッシュされたもの)、TabID、HTTPリファラー、ユーザエージェントなど、標準的なウェブサーバログ情報(すなわち、ウェブ要求)およびその要求に応答して送信されるデータ。
- 検索エンジンの結果ページのデータ(キーワード、結果の順序/インデックス、結果のリンク、タイトル、説明、表示された広告)
Website Themes & Skins by Stylish | Userstyles.org
あとがき
私の中では、イスラエルとチャイナは同じカテゴリーなので、今後Stylishを利用することはないと思います。2019/01/01
Stylish は Chromeウェブストアで復活していました。
更新日は2018/12/25です。
Chromeウェブストアの注意書きではブラウジングデータを収集していることが明記されています。
Stylishを利用するとブラウジングデータがイスラエルに送信されます。
***重要な注意点!***
私どもはあなたのプライバシーを大切にしていますので、弊社の方針を理解されることが重要です:あなたが訪れる各ウェブサイトに関連したスタイルを提示して、インストールするStylishのサービスを提供するために、弊社は、プライバシーポリシー(userstyles.org/login/policy)に記載されているように、ブラウジングデータを収集する必要があります。
Stylish - ウェブサイト用カスタムテーマ - Chrome ウェブストア
External link
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タイトル:BAN:Stylish(Chrome拡張機能):SC2
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