新生銀行のATM手数料が有料になる日, 2018年10月7日(日)

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新生銀行は、2018年10月7日(日)からATM手数料の改定を発表しました。

新生銀行はこれまで以下の手数料が無料でしたが、今回の改定により有料化されます。
  • コンビニATMで出金
  • 残高照会
  • 預入手数料

新生銀行の前身は日本長期信用銀行です。

日本長期信用銀行は1998年10月に経営破綻したため一時国有化されました。その後、2000年3月「ニューLTCBパートナーズ (New LTCB Partners CV)投資組合」に10億円で売却され、同年6月に新生銀行に改称しています。

ニューLTCBパートナーズ投資組合は外資系投資会社です。日本政府は外資にたったの10億円で自国の銀行を売り渡したことになります。

2004年2月、投資組合は新生銀行を東証一部に再上場させ約2300億円の売却益を手に入れていますが、その際1000億円以上の純益を稼いだと言われています。

私は、コンビニATM出金手数料24時間0円に惹かれて口座を開設していましたが、今回の改定により口座を維持する気持ちが減退しました。

私にとって魅力が減退した新生銀行ですが、料金改定後も手数料を0円に抑える手段は残されているのでその方法についてメモしています。


新生ゴールド、新生プラチナ

2018年10月7日(日)からATM手数料が改定され、新生スタンダードは1回あたり108円(税込)になります。

新生ゴールド、新生プラチナは無料です。

新生スタンダードの場合は、ATM利用料を無料にするには新生ゴールドまたは新生プラチナにステップアップしなければなりません。

24時間365日0円対象ATM
セブン銀行ATM、コンビニATM E.net、ローソンATM、イオン銀行

手数料改定 ATM利用について|新生銀行

3つのステージ

ステージとは、新生総合口座パワーフレックス「新生ステップアッププログラム」の3つのステージのことで、毎月ステージの見直しが行われます。

新生スタンダードはATM手数料108円、新生プラチナまたは新生ゴールドはATM手数料0円です。
  • PLATINUM(新生プラチナ)
  • GOLD(新生ゴールド)
  • STANDARD(新生スタンダード)

8月末までに新生ゴールドになれば引き続き無料

毎月末にステージ判定が行われるので、10月に「新生ゴールド」になるには8月までに「新生ゴールド」の条件を満たしていればATM手数料は無料になります。

新生ゴールドの条件

下記いずれか1つの条件を満たせば「新生ゴールド」となります。
詳細は出典サイトを参照してください。
  • お預け入れ総資産の月間平均残高が200万円以上
  • 外貨預金などの所定の投資商品の月間平均残高が30万円以上
  • 新生パワートラスト(金銭信託)の20日時点の残高合計が100万円以上
  • 円普通預金・パワー預金・2週間満期預金の月間平均残高の合計が100万円以上
  • 新生銀行スマートカードローン プラスの20日時点のお借り入れ残高が1円以上で、ご返済方法として自動引落し口座に新生総合口座パワーフレックスをご登録いただいていること
  • 新生銀行カードローン レイクの20日時点のお借り入れ残高が1円以上で、ご返済方法として自動引落し口座に新生総合口座パワーフレックスをご登録いただいていること
  • 「新生アプラスゴールドカード(発行:アプラス)」(*1)の自動引き落とし口座に新生総合口座パワーフレックスを登録いただき、27日(金融機関が休日の場合は翌営業日)のお引き落とし金額が1円以上であること
  • 前月21日~当月20日までにパワービルダー(自動積立型外貨定期預金)の引き落としがあること(*2)
  • 投信積立(つみたてNISA含む)にて投資信託を購入されかつ、前月21日~当月20日までに約定日を迎えていること(*2)
  • THEO+[テオプラス]新生銀行にて前月21日~当月20日までに積立の引き落としがあること(新生総合口座パワーフレックスからの積立の引き落としに限ります)(*2)。
  • 新生銀行FXにて前月21日~当月20日までに新規取引により10万基本通貨単位以上約定すること(*2 *3)

*1 「新生ゴールドカードVisa」「新生ゴールドカードJCB」を含みます。
*2  例えば4月21日~5月20日までに条件を満たした場合、7月から「新生ゴールド」が適用となります。
*3  すべての通貨ペアのお取引が対象となります。また、決済取引による約定は含みません。
ステージの条件とは?  | 新生銀行

あとがき

新生アプラスゴールドカードを作成するとATM手数料が0円になりますが、2年目から年会費5,000円(税別)が必要になります。

パワーフレックス口座に常時200万円以上の資産がある場合、ATM手数料が無料になるので気にする必要はありません。



新生銀行はリーマンショック時代にあおぞら銀行との経営統合交渉をしていた闇歴史があるので、経営状態は常時監視しておいた方がいいと思います。

これといったニュースがないのに、不自然に株価が下落した時は要注意です。

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