まえがき
2026年10月、Windows 11のシステム要件を満たさないPCを、Windows 11 バージョン26H2へアップデートすることに成功しました。
今回も、Windows Updateからの自動更新ではなく、イネーブルメントパッケージを手動でダウンロードして適用する方法を試しました。
手順は非常に簡単で、ダウンロードした更新プログラムを実行し、再起動するだけです。筆者の環境では、再起動1回で26H2へのアップデートが完了しました。
本記事では、実際に試した手順と、イネーブルメントパッケージの仕組みについて紹介します。
自己責任で実施してください!
今回紹介する方法は、Windows 11のシステム要件を満たさないPCで実施した検証結果です。Microsoftが非対応PCでの動作を保証しているわけではありません。
予期しないトラブルやデータ消失などが発生する可能性があるため、実施する場合は、重要なデータのバックアップを取ったうえで自己責任でお願いします。
Windows 11 26H2 へアップデートする方法
26H2アップデートに必要なもの
今回使用したファイルは、Windows 11 バージョン26H2用のイネーブルメントパッケージです。
Windows11.0-KB5121794-x64_5e20a3cce48d6611b16bdec42b07167f5456586a.msu(Intel, AMD)
Microsoftの公式情報では、KB5121794はWindows 11 24H2および25H2から26H2へ更新するためのパッケージです。
通常の適用条件として、2026年9月22日公開のKB5124010以降の累積更新プログラムが必要とされています。
アップデート手順
筆者の環境では、複数回の再起動やWindows 11の再インストールを行うことなく、再起動1回で26H2への更新が完了しました。
- イネーブルメントパッケージをダウンロードする。(Google 検索)
- ダウンロードしたMSUファイルを起動する。
- 画面の指示に従ってインストールを進める。
- PCを再起動する。
- 以上
(スクリーンショット)
昨年10月に25H2へアップデートした時のスクリーンショットを掲載しているので、参考にしてください。

非対応PCを Windows 11 25H2 へアップデートする方法(2025年10月31日)
Windows 11のバージョン24H2と25H2は共通のシステムを使用し、25H2の新機能は24H2の更新に含まれています。小さな「有効化パッケージ」で再起動1回で25H2に更新でき、ダウンタイムが短縮されます。
アップデート結果
今回の検証では、Windows 11のシステム要件を満たさないPCにイネーブルメントパッケージを適用し、26H2へのアップデートに成功しました。
Windowsのバージョン情報を確認し、26H2になっていることを確認します。
ただし、今回の結果は筆者のPCで確認できたものであり、すべての非対応PCで同じように更新できることを保証するものではありません。
バージョン情報


イネーブルメントパッケージについて
小さな更新プログラムで新機能を有効化する仕組み
Windows 11 24H2、25H2、26H2は、共通のコアOSと同一のシステムファイルを共有しています。
そのため、26H2の新機能の一部は、24H2や25H2の最新の累積更新プログラムに含まれていても、標準では無効化された状態になっています。
イネーブルメントパッケージは、こうした機能を有効化するための小さな更新プログラムです。
この仕組みにより、対象となる環境では、大規模なOSの再インストールを行わずに、再起動1回でバージョン26H2へ移行できます。
非対応PCでもアップデートできるのか
今回の検証では、Windows 11のシステム要件を満たさないPCでも、イネーブルメントパッケージによる26H2へのアップデートに成功しました。
ただし、イネーブルメントパッケージは、CPUやTPMなどのハードウェア要件を解除するためのツールではありません。
Microsoftの公式な適用条件と、非対応PCで実際に動作するかどうかは別の問題です。今回の結果をもって、すべての非対応PCが26H2にアップデートできると判断することはできません。
あとがき
今回、Windows 11のシステム要件を満たさないPCを、イネーブルメントパッケージを使って26H2へアップデートすることができました。
作業はパッケージのダウンロードと適用、再起動だけで完了しました。筆者の環境では、複雑な操作を必要とせず、短い手順で更新できたことが確認できました。
一方で、非対応PCはMicrosoftのサポート対象外となる場合があり、今後の更新プログラムの適用や動作についても保証されません。導入を検討する場合は、こうしたリスクを理解しておく必要があります。
まとめ
- Windows 11のシステム要件を満たさないPCで、26H2へのアップデートに成功した。
- 使用したファイルは Windows11.0-KB5121794-x64_5e20a3cce48d6611b16bdec42b07167f5456586a.msu。
- イネーブルメントパッケージを適用し、再起動1回で更新が完了した。
- イネーブルメントパッケージは、対象バージョンに含まれる機能を有効化するための更新プログラムである。
- 非対応PCでの動作は保証されていないため、実施する場合はバックアップを取り、自己責任で行う必要がある。
このサイトを検索 | Search this site






0 コメント
質問はご遠慮ください。不適切なコメントは公開しません。コメントに自サイトの宣伝を書くのはお控えください。