
Lhaz 更新
2025年3月1日、圧縮・解凍ソフト「Lhaz」バージョン2.5.4がリリースされた。
2020年8月末頃から公式サイトにアクセスしにくい状態が続いていたが、開発は継続していたようだ。
シェアウェア化
「特定商取引法に基づく表記」には以下の記述があった。
- 販売価格:1,000円
- 引渡し時期:お支払い手続き前から、ご試用いただけます。
- 支払の時期及び方法:気の向いた時に、こちらのキャッシュレス決済にてお願いいたします。
Lhazを動作させるには、公式ダウンロードページにリンクが用意されている「Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x64/x86)」をインストールしておく必要がある。
ソフトウェア情報
Lhazは「通常版(2.x.x)」と「Googleドライブ、OneDrive、Dropbox 対応版(3.x.x)」があります。
更新情報

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(変更)
- MOTW対応(残りの形式)
- LZMA形式に対応(関連付け無し。閲覧解凍のみ)
- XZ Utils 5.6.4に対応 (修正)
- gz/bz2/xz/lz4閲覧でファイルを開くと例外発生するのを修正
- SFX(LZH)関連の不具合を修正
- ファイル暗号化復号化で、ZIPデフォルトパスワードが設定されている場合、問答無用で実行されるのをパスワードを求めるよう修正
- ファイル暗号化復号化で、実行前にメッセージBOXで確認するよう修正
Lhaz 制限事項と対応形式
制限事項
- CAB圧縮で,巨大なファイル(約1GB程度以上)は正常に圧縮できません。
- ZIP圧縮で,圧縮結果が4GB以上になる場合,正常に圧縮できません。
- その他ギガレベルの処理時は,正常に圧縮できた事を確認してください。
- TGZ解凍では,フォルダ2重作成防止が働きません。
対応形式
- LZH
- ZIP
- CAB
- TGZ
- TAR
- GZ
- TBZ
- BZ2
- RAR
- 7Z
- XZ
- LZ4
- LZMA
解凍先を選択できる
拡張子とLhazを関連付けすると、ダブルクリックするだけで解凍処理ダイアログが表示されるので、以下の解凍先から選択できるようになる。
解凍先
- アーカイブファイルと同じフォルダ
- 設定ダイアログで指定済みのフォルダ
- 任意のフォルダを解凍時に指定してそのフォルダ
- 解凍履歴
まとめ


2025年3月1日、圧縮・解凍ソフト「Lhaz」の最新バージョン2.5.4がリリースされた。2020年8月頃から公式サイトにアクセスしにくい状態が続いていたが、開発は継続されていた。今回のリリースにより、ソフトの提供が続いていることが確認された。
Lhazは当初「フリーソフト」として公開されていたが、開発者の方針変更によりシェアウェアソフトへ移行した。現在では継続して利用するために1,000円のライセンス料を支払う必要がある。
記述当時のソフトウェア紹介文には「フリーソフト」と明記されていたが、その後の改訂で「シェアウェア」として案内されるようになり、事実上有料化された形となっている。
なお、動作には「Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x64/x86)」が必要であり、公式ページにダウンロードリンクが掲載されている。
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