【ColorPicker】画面全体から色を抽出!デュアルモニター対応のフリーソフトウェア

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ColorPicker

Color Picker /カラーピッカー

ColorPicker は、画面全体を対象としたスポイトツールです。デュアルモニターにも対応するフリーソフトウエアです。

実行した時点のデスクトップを静止画像として保存し、任意の座標の色をクリップボードにコピーできます。静止画像となっている間は画面を赤枠で縁取ります。

カラーピッカーの決定的な特徴は、ブラウザ拡張とは異なり、デスクトップ全体から色を抽出できることです。

Windows 11

Color Picker の最終更新日は、2013年1月18日です。開発元である(株)ウィンシステムのウェブサイトにはColor Pickerに関する情報が見当たらないため、開発元からのダウンロードはできません。代わりに、ベクターからダウンロードすることができます。

検証したところ、Windows 11 で動作することを確認しました。



ソフトウェア情報

※記事より新しいバージョンが表示される場合があります。

インストール/アンインストール

  • インストール:実行ファイル(ColorPicker.exe)を任意のフォルダに解凍する
  • アンインストール:実行ファイル(ColorPicker.exe)を削除する

Color Picker の特徴

ColorPicker_droppermode
[Color Picker の特徴]
  • 画面全体を対象としたスポイトツール
  • デュアルモニターに対応
  • 実行した時点のデスクトップを静止画像とし、任意の座標の色をクリップボードに保存する
  • マウスの左クリックまたはEnterキー押下でRBG順に16進6桁(大文字)の色値がクリップボードに保存される
  • システムに常駐している間は最後に選択した形式で取得する
  • マウスの右クリックまたはSpaceキー押下でクリップボードに保存する色値の形式を選択することができる
  • キーボードのカーソルキー押下で拡大表示されている色へのフォーカスを移動することができる
  • スポイトで取得した色を加工して色値を取得することができる

    HSV形式、またはRGB形式でスライダーを調整する

使い方

ColorPicker

Color Picker は常駐型のソフトウェアで、起動するとすぐにスポイトモードに入ります。任意の場所をクリックすると、その座標の色がクリップボードにコピーされます。

色の形式は16進形式がデフォルトですが、Delphi形式、10進RGBカンマ区切り、VB形式でも取り込むことができます。

起動時に画面がにじむ時は、高DPI設定が必要になります。

[起動と終了]
  1. ColorPicker.exe をダブルクリックして起動する
  2. プログラムの終了はColorPickerのアイコンを右クリックし「終了」を選択する
  3. 以上 ColorPicker_droppermode
[取得できる形式]
  1. 16進大文字(例:FFFF00)
  2. 16進小文字(例:ffff00)
  3. Delphi形式 $00+BBGGRR(例:$0000ffff)
  4. 10進RGB値カンマ区切り(例:255,255,0)
  5. VB形式 &h00+BBGGRR+&(例:&0000ffff&)
[色を取得する方法]
  1. タスクトレイのColorPickerのアイコンをダブルクリック
  2. タスクトレイのColorPickerのアイコンを右クリックし「色取得」を選択
  3. ショートカットキーの押下(CTRL + ALT + 「Q」)
  4. プログラムの終了はColorPickerのアイコンを右クリックし「終了」を選択する
  5. 以上

互換性の設定

tweak

Color Picker 起動時に画面がにじむときは、互換性設定を「Windows 7」に指定すると改善する可能性があります。

[互換性設定]
  1. ColorPicker.exe > 右クリック > プロパティ
  2. [互換性] タブを表示
  3. 互換モード:ドロップダウンリストから「Windows 7」を選択する
  4. 以上
    ColorPicker_compatibility

それでも改善しない時は、「高DPI設定の変更」から「高DPIスケール設定の上書き」にチェックを入れると改善する可能性があります。

ColorPicker_HighDPI

不具合?

question

当方の環境では、起動パラメータを指定しても無視されたのでバグの可能性があります。

起動パラメータ(動作しない)
  1. 起動パラメータで取得する色形式を指定することができる (ColorPicker.exe -c4)

    -c[1~5]、数字は取得できる形式の番号に対応

  2. 起動パラメータでキーボードショートカットを指定することができる (ColorPicker.exe -kw)

    -k[a-z]、-k は [CTRL+ALT] を表す。引数に -kw を指定すると、[CTRL+ALT+k] で色取得モードに移行する

まとめ

matome
reload
  • フリーソフトウェア「ColorPicker」は、デュアルモニターにも対応している。
  • 実行時にデスクトップの静止画像を保存し、任意の座標の色をクリップボードにコピーすることができる。この間、画面は赤枠で縁取られる。
  • カラーピッカーの特徴は、ブラウザ拡張と異なり、デスクトップ全体から色を抽出できること。
  • Color Pickerの最終更新日は2013年1月18日で、開発元の(株)ウィンシステムのウェブサイトには情報がないため、代わりにベクターからダウンロードすることができる。
  • Windows 11で動作確認済み。(高DPIの設定が必要)
  • software | SC2
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