藤井聡太六冠が最優秀棋士賞受賞!第50回将棋大賞選考結果発表

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左馬

2023年4月3日(月)

第50回将棋大賞選考会が東京都渋谷区の将棋会館で行われ、東京将棋記者会に加盟する各社の将棋担当記者による投票によって受賞者が決まった。

藤井聡太六冠は、竜王、王位、叡王、棋王、王将、棋聖を防衛し、棋王を奪取し史上最年少六冠に輝き、一般棋戦グランドスラム達成、さらに最多勝利賞、勝率1位の記録も達成。その活躍が高く評価され、3年連続で最優秀棋士賞を受賞することが決まった。

また、渡辺明名人、羽生善治九段、服部慎一郎五段なども、各部門で優秀な成績を収め、賞を受賞した。

女流部門では、里見香奈女流五冠が最優秀女流棋士賞を、西山朋佳女流三冠が優秀女流棋士賞を受賞した。

藤井聡太六冠がさらなる躍進を遂げた今回の将棋大賞選考結果に、将棋ファンは大きな注目を集めている。

異色なところでは、渡辺和史六段が2年連続で連勝賞を受賞した。18連勝だった。

2023年3月31日までの公式記録が対象となるため、未放映の棋戦、例えば銀河戦、NHK杯予選の結果がネタバレとなる可能性があるが、藤井竜王の記録に影響がないため推測はしない。



受賞棋士、女流棋士

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2023年4月3日(月)東京都渋谷区「東京・将棋会館」で2022年度中に活躍した棋士を表彰する将棋大賞選考委員会が開催され、第50回将棋大賞の各賞受賞者が決定した。

藤井聡太竜王:最優秀棋士、最多勝利、勝率一位、名局賞 特別賞

藤井竜王は2022年度は6冠を保持する結果になったが、タイトルホルダーが勝率一位賞を受賞するということはこれまでにも藤井竜王以外に前例がないほどに偉大な記録。

プロ棋士のピークは25歳といわれているので、藤井竜王はまだ20歳のためさらに強くなる可能性を秘めている。

第50回将棋大賞受賞者 | 日本将棋連盟
受賞者回数
最優秀棋士賞 藤井聡太竜王3
優秀棋士賞 渡辺明名人9
敢闘賞 羽生善治九段3
新人賞 服部慎一郎五段
最多対局賞 服部慎一郎五段 68対局
最多勝利賞 藤井聡太竜王 53勝5
勝率一位賞 藤井聡太竜王 53勝11敗 0.8285
連勝賞 渡辺和史六段 18連勝 (2022/10/11~2023/2/21)2
最優秀女流棋士賞 里見香奈女流五冠(8年連続13回目)13
優秀女流棋士賞 西山朋佳女流三冠(2)2
女流最多対局賞 西山朋佳女流三冠 65局(初)
東京将棋記者会賞 田中寅彦九段、中田宏樹九段
升田幸三 嬉野宏明氏(嬉野流)
名局賞 第72期ALSOK杯王将戦第2局 藤井聡太王将VS羽生善治九段
女流名局賞 第12期リコー杯女流王座戦第5局 里見香奈女流王座VS加藤桃子女流三段
名局賞 特別賞 第16回朝日杯将棋オープン戦本戦 藤井聡太竜王―増田康宏六段

2022年度 タイトル戦総括

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タイトル戦は8棋戦。

日本将棋連盟は、タイトル戦の賞金額により序列を決定している。

そのため、序列1位は竜王位、最も歴史と権威のある名人位は序列2位となっている。

一般棋戦の結果

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一般棋戦はタイトル戦以外の公式戦4棋戦のこと。4つの棋戦を全て制覇したのは藤井竜王が史上初。

まとめ

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  • 第50回将棋大賞選考会が開催された。
  • 受賞者は、東京将棋記者会に加盟する各社の将棋担当記者による投票で決められる。
  • 藤井聡太六冠が3年連続で最優秀棋士賞を受賞した。
  • 渡辺明名人、羽生善治九段、服部慎一郎五段などが各賞を受賞した。
  • 里見香奈女流五冠が最優秀女流棋士賞を受賞し、西山朋佳女流三冠が優秀女流棋士賞を受賞した。
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