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モバイルSuicaユーザーが「改札を出る前に端末の電源が切れた」場合はどうなるか?
先ずは、モバイルSuicaについて
モバイルSuicaは、JR東日本が運営するICカード「Suica」をスマートフォンに搭載したモバイル決済サービスです。
Mobile Suica株式会社は、2005年にJR東日本とNTTドコモが共同出資して設立されました。
モバイルSuicaは、このMobile Suica株式会社によって提供され、スマートフォンに搭載されたICカード「Suica」を利用して、鉄道やバス、コンビニエンスストア、飲食店などで決済ができます。
2016年には、NTTドコモが保有していたMobile Suica株式会社の株式を全てJR東日本に譲渡し、現在はJR東日本が100%出資する会社となっています。
文頭の答え「駅員に相談する」
改札を出る前に端末の電源が切れた時の対応は?
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端末の電源がOFF又は完全に消耗された状態ではご利用になれません。改札を出る前(移動中)に端末が使えなくなった場合は、駅の改札係員にお申し出のうえ、以下の通りご対応ください。このケースはSuicaの不具合によるものではないため、定期券のご利用ができない等により負担された運賃の返金や補償はいたしません。
- 乗車駅からの運賃を現金で精算
- 後に端末の電源をONにした状態で、改札係員へ再度お申し出の上、改札入場時のデータを消去
予備電力機能が付いている端末の場合(充電が必要な状態になっても)一定時間Suicaのみ利用できます。ただし、端末の電源をOFFにすると、この機能は使えません。なお、改札を出る前(移動中)に電池が切れても、再充電して電源をONにすれば、改札入場の記録は残っておりますので、そのまま自動改札をお通りください。
モバイルSuicaの歴史
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- 2005年:JR東日本とNTTドコモが共同で「Mobile Suica株式会社」を設立しモバイルSuica事業の展開をはじめた。
- 2006年:NTTドコモなどが提供するおサイフケータイ対応の携帯電話でモバイルSuicaサービスを開始した。
- 2011年:モバイルSuicaのサービスがKDDIとソフトバンクの携帯電話にも対応した。
- 2013年:icoca(JR西日本)エリアで使用可能になった。
- 2016年:NTTドコモが株式を全てJR東日本に譲渡しJR東日本が100%出資する会社となった。
- 2016年:Apple Pay対応のiPhoneでサービスを開始した。
- 2018年:Google Pay対応のAndroidでサービスを開始した。
- 2021年:地域連携ICカードとして利用可能になった。
交通系ICカード、地域連携ICカード
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交通系ICカードとの相互乗り入れサービスとは、日本の各地域で発行されている10種類のICカード(Kitaca、PASMO、Suica、マナカ、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA)が、全国の各エリアで利用できるようになるサービスです。このサービスは、2013年3月23日に開始されました。
ただし、PiTaPaは後払い方式のため、他のICカードとは異なる利用方法があります。
また、2021年3月からは、Suicaと各地域のバス事業者が発行する地域連携ICカードとの相互利用も開始されました。これにより、SuicaエリアやSuicaと相互利用できるエリアで利用できる電子マネーなどの機能に加えて、地域独自サービスの機能も利用できるようになりました。
現在、モバイルSuicaは、北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州の各地域で、Suicaと相互利用できるICカードとして利用できます。
まとめ
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- モバイルSuicaはJR東日本が運営するスマートフォン決済サービスである。
- Mobile Suica株式会社によって提供され、鉄道、バス、コンビニエンスストア、飲食店などで利用できる。
- 交通系ICカードとの相互乗り入れサービスがあり、10種類のICカードが全国の各エリアで利用できる。
- 端末の電源がOFF又は完全に消耗された場合、改札係員にお申し出の上、運賃を現金で精算するか、再度お申し出の上、改札入場時のデータを消去することができる。
- 予備電力機能が付いている端末の場合、一定時間Suicaのみ利用できる。
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