コーヒーショップKALDI「キャメル珈琲」が下請法違反で公取委の勧告を受ける

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KALDI 盛大に怒られる

KALDIはお気に入りのショップだったので、残念なニュースです。

販売価格が安めなのは、下請けの経費をケチって実現していたということか?

公正取引委員会は、コーヒーショップKALDI運営会社、株式会社キャメル珈琲に対して調査を行い、下請法に違反する行為があったため、下請法に基づいて同社に勧告を行なった。

具体的には、次の行為を行っていたことが確認された。

  • 下請代金を減らすこと
  • 商品の返品を禁止すること
  • 不当な経済的な利益を要求すること


不祥事の概要

  • キャメル珈琲は、下請事業者に対して不当な減額や返品禁止、不当な経済上の利益の提供要請を行っていたため、公正取引委員会から勧告を受けた。
  • キャメル珈琲は、下請事業者に対して、商品の品質検査を行わずに返品を要求し、一部の下請事業者に返品に係る送料を負担させ、不当な負担金を提供させていた。
  • 現在も不当な減額行為を取りやめていないが、過去に行った減額行為や返品に係る下請代金相当額、不当な負担金を支払っている。

公正取引委員会のプレスより

investigating
出典:(令和5年3月17日)株式会社キャメル珈琲に対する勧告について | 公正取引委員会

前分を転載

公正取引委員会は、株式会社キャメル珈琲(以下「キャメル珈琲」という。)に対し調査を行ってきたところ、下請代金支払遅延等防止法(以下「下請法」という。)第4条第1項第3号(下請代金の減額の禁止)、同項第4号(返品の禁止)及び同条第2項第3号(不当な経済上の利益の提供要請の禁止)の規定に違反する行為が認められたので、本日、下請法第7条第2項及び第3項の規定に基づき、同社に対し勧告を行った。公正取引委員会

詳細は、出典サイトをお読みください。

スラドの意見

instructions
出典:スラド | srad.jp
  1. これ、けっこうアコギじゃない?それとも下請けが相当行儀悪かったとか?
  2. 下請法の教育を受講してたら知ってて当たり前のNG行為なので、担当者にした奴と担当者が駄目だっただけだな。
  3. 下請法でやらかしたトコはこうやって晒されるってところまで叩き込まれるよな。
  4. 社内教育を、テキトーにやった挙げ句の事例ぽそう。
  5. 周年記念で三月末までセール中。このセールの原資も下請けいじめから来てるのかな、それはちょっとなー、思いつつ、一消費者としてはありがたく安く買わせてもらおう。
  6. よく期間限定でバッグや皿やカップ付きの商品売ってて、人気があるとSNSで話題になってすぐに売り切れるけど、外れたときはかなり売れ残ってるように見えますね。ああいうのが重なると返品したくなるのかな。
  7. 段ボールのまま積み上げて一番上の箱だけ開けて展示してあるのをよく見るけど、ある日一斉に消えてなくなるんだけど、今考えると売れてなくなったんじゃなくて一斉に返品したってことかな?

まとめ

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  • キャメル珈琲は、資本金の額が1000万円以下の法人である下請事業者に、食品等の製造を委託している。
  • オンラインストアで販売した商品の下請代金から、下請事業者の責めに帰すべき理由がないにもかかわらず、「センターフィー」を減じていた。減額した金額は、総額748万4506円である(下請事業者58名)。
  • キャメル珈琲は、下請事業者から受領した商品に品質検査を行わずに、商品に瑕疵があることを理由に返品させていた。返品した商品の下請代金相当額は、総額305万3210円である(下請事業者49名)。
  • 一部の下請事業者に返品に係る送料を負担させていた。
  • 返品に伴う諸経費の一部を「契約不適合商品処理負担金」として下請事業者に負担させることにより、下請事業者の利益を不当に害していた。提供させた金額は、総額313万160円である(下請事業者46名)。
  • キャメル珈琲は、現在もセンターフィーの減額行為を取りやめていない。
  • キャメル珈琲は、下請事業者に対して、減額行為により減額した額、返品により支払うべき下請代金相当額、及び契約不適合商品処理負担金を支払っている。支払いは、令和5年3月9日に行われた。
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