[KB5021255:B] インストールするとスタートボタンが反応しなくなる(2022年12月13日)

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Windows Update

2022年12月13日(火)、
Windows Update に KB5021255 が配信された。

Windows 11 22H2 を対象にしたアップデートプログラム。

毎月第2火曜日に公開されるBリリース、インストール必須だが最大5週間延期することができる。

[適用対象]
  • Windows 11 version 22H2, all editions
  • 適用後:OS Build 22621.963

「更新の一時停止」が無視されるようになったので、ローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc) を使用して Windows Update 更新ポリシーを変更したところ、自動的にインストールされることはなくなった。

[Win11] Windows Update 自動更新を構成する

[Win11] Windows Update 自動更新を構成する

Windows 11 22H2 はWindows Updateの延期設定を無視してすぐにインストールするようである。(私だけ?) gpedit.msc を使用するとWindows Updateの自動インストールを制限することができるがHomeは裏ワザが必要。

Windows Update、B, C, OOB リリースとは?

Windows Update、B, C, OOB リリースとは?

リリースは、毎月第2火曜日、太平洋時間午前10時に配信される品質更新プログラム。インストール必須。 Bリリースの「B」は月の第2週を表す文字です。 Cリリースは翌月のBリリースからセキュリティパッチを除いた品質更新プログラム。インストール任意。



問題発生!

ComputerBug

インストールしたところ、当方の環境ではスタートボタンが反応しなくなった。

スタートメニューが表示されないので使えない。

チョット不便..._| ̄|○

ExplorerPatcher

2022/12/17
ExplorerPatcher が悪さをしている疑いが濃厚になった。

最新版は、Tested on OS builds 22621.819 なので、KB5021255(OS builds 22621.963) に追いついてない。

OS builds 22621.963 に対応したバージョンがリリースされるまでは、KB5021255のインストールを延期することにした。

ExplorerPatcherをアンインストールすればよいが、タスクバーを左に配置できなくなるので困ります。

[ExplorerPatcher] Windows 11のタスクバーを左に配置

[ExplorerPatcher] Windows 11のタスクバーを左に配置

Windows 11のタスクバーをWindows 10互換に戻すことができるソフトウェア。 タスクバーを上下左右に配置できるようになる。 お天気ガジェットに対応。 TClock Lightが動作するようになる。 タスクバーを左に配置していたユーザーの救世主。

Windows 11 Forum にて緩和策が投稿されているが、情報として知っておくだけに留めて実行しないほうがいいと思います。

緩和策

KB5021255 の「インストール→アンインストール」を2回やったが、いずれもスタートボタンが反応しなくなった。以下のいずれかの方法で緩和することができる。
  1. KB5021255 をアンインストールする。
    更新履歴を表示する(クリックで起動) > 更新プログラムをアンインストールする > KB5021255を探す
  2. 「システムの復元」を利用してKB5021255をインストールする前の状態に戻す。
    設定アプリ > 「復元」で検索 > 復元ポイントの作成 > システムの保護:システムの復元 > 一つ前の状態に戻す

    ※設定アプリ:WinX > 設定

    CreateRestorePoint

ハイライト

investigating

いずれはインストールすることになるので、ハイライト、新機能などをメモしておきます。

[ハイライト]
  • このアップデートでは、タスクマネージャに影響する可能性のある既知の問題に対処しています。ユーザーインターフェイス (UI) の特定の要素が予期しない色で表示されることがあります。UI の一部が読めなくなることがあります。この問題は、[設定] の [個人設定] > [色] セクションで [モードを選択] を [カスタム] に設定している場合に発生する可能性があります。
  • この更新プログラムは、お使いのWindowsオペレーティングシステムのセキュリティ問題を解決します。

新機能

tweak [新機能]
  • KB5020044の機能強化が含まれる。(2022年11月29日、Cリリース) 。

改善点

[改善点]
  • KB5020044の機能強化が含まれる。(2022年11月29日、Cリリース) 。
  • このアップデートでは、Data Protection Application Programming Interface (DPAPI) の復号化に影響する可能性のある問題が解決されます。証明書の秘密鍵の復号化に失敗することがあります。このため、仮想プライベートネットワーク(VPN)およびほかの802.1証明書ベースの認証に失敗することがあります。この問題は、DPAPIマスターキーを誤った値で暗号化した場合に発生する可能性があります。

既知の問題

ComputerBug en-USから転載。(リンクは文末)
(DeepL翻訳)
  1. Windows 11, バージョン 22H2 (Windows 11 2022 Update) でプロビジョニングパッケージを使用すると、期待どおりに動作しない場合があります。Windows が部分的にしか構成されず、Out Of Box Experience が終了しなかったり、予期せず再起動したりする可能性があります。

    プロビジョニングパッケージは、企業や学校のネットワークで使用する新しいデバイスを設定するために使用される.PPKGファイルです。

    この問題は、初期セットアップ時に適用されるプロビジョニングパッケージに発生する可能性があります。プロビジョニングパッケージについて詳しくは、Windowsのプロビジョニングパッケージを参照してください。
    回避策
    Windows 11, バージョン 22H2 にアップグレードする前に、Windows デバイスのプロビジョニングを行うことができれば、この問題を防ぐことができます。

    現在調査中であり、今後のリリースで最新情報を提供する予定です。
  2. Windows 11, Version 22H2において、複数GBの大きなファイルのコピーに予想以上の時間がかかることがあります。

    この問題は、サーバーメッセージブロック(SMB)経由でネットワーク共有からWindows 11, バージョン22H2にファイルをコピーする場合に発生しやすいですが、ローカルファイルのコピーも影響を受ける可能性があります。
    回避策
    この問題を軽減するために、キャッシュマネージャー(バッファードI/O)を使用しないファイルコピーツールを使用することができます。これは、以下に挙げる組み込みのコマンドラインツールを使用することで可能です。

    robocopy \\someserver\someshare c:\somefolder somefile.img /J

    または

    xcopy \\someserver\someshare c:\somefolder /J

    解決策を検討中で、次回のリリースで更新します。
  3. このアップデートまたはそれ以降のアップデートをインストールすると、一時的にネットワーク接続が失われたり、Wi-Fiネットワークやアクセスポイント間で移行したりした場合に、Direct Accessに再接続できない場合があります。
    解決策
    以下の解決方法が使えない場合は、Windowsデバイスを再起動することでこの問題を軽減することができます。...略
  4. この更新プログラムをインストールすると、Microsoft ODBC SQL Server Driver (sqlsrv32.dll) を介して ODBC 接続を使用してデータベースにアクセスするアプリが接続しなくなることがあります。また、アプリでエラーが発生したり、SQL Serverからエラーが発生したりすることがあります。...略
    現在、解決に向けて取り組んでおり、今後のリリースで最新情報を提供する予定です。

Windows 11 既知の問題 (All Build)

ComputerBug

Windows 11 すべてのビルドの既知の問題は特設サイトで確認できる。


まとめ

matome
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  • 2022年12月13日リリース。
  • Windows 11 22H2対象の正式版、Bリリース。
  • インストール必須だが最大5週間延期することができる。
  • 2022年11月29日、Cリリースの機能強化が含まれる。
  • 当方の環境では、インストール後にスタートボタンが反応しなくなった。
  • Bリリース、Cリリース詳細
  • KBase (Knowledge Base) の情報 | SC2
[解決] ExplorerPatcher、StartAllBack はKB5022913以降で起動不能になる

[解決] ExplorerPatcher、StartAllBack はKB5022913以降で起動不能になる

WindowsデバイスのKB5022913以降の更新プログラムが影響し、一部のサードパーティ製UIカスタマイズアプリが起動しなくなる可能性がある。回避策は、アンインストールや最新バージョンへのアップデートがある。

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