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小山怜央アマの快挙
2022年9月28日、日本将棋連盟は、小山怜央アマより棋士編入試験受験申込を受理したことを発表した。(日本将棋連盟)
小山アマは9月13日に行われた第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選3回戦で中川大輔八段(54歳)を71手で破り、直近のプロ公式戦成績が10勝5敗(勝率0.667)となり、高いハードルをクリアして棋士編入試験の受験資格を獲得していた。
続く、井出隼平五段(31歳)にも勝ちました。
奨励会未経験者がプロ棋士に挑戦する時代に!
驚くべきことに、小山アマは、奨励会在籍経験のない挑戦者ということ。奨励会は、プロ棋士養成機関のことです。
これまでの受験者は、奨励会に在籍して規定の成績を収められずに泣く泣く退会になった方々なのです。奨励会に在籍せずに、奨励会員並みの棋力をつけた初めてのアマチュアです。
いや~、すごい。
現在プロ編入試験にチャレンジしている里見香奈女流四冠とともに応援していきたいと思います。
規定により、里見女流と小山アマの試験官は同じプロ棋士5名となりました。
奨励会の規定を知ると小山アマの凄さがわかる
ザックリ書くと、奨励会に合格した者は、26歳までに四段に昇段できなければ退会となる。プロの道は途絶える。
奨励会受験には男女の区別はない。
必要なのは、棋力とプロ棋士四段以上の推薦を得ることだけの完全な実力主義。
満19歳以下(当年8月末日)で、四段以上の棋士(日本将棋連盟正会員)から奨励会受験の推薦を得た者。
里見香奈女流四冠は奨励会に在籍した経歴を持ちますが、年齢規定により退会となり女流棋士に復帰しております。
男性棋士は女流制度の男性版がないので、奨励会を退会になるとプロとして生計をたてるすべがない。
里見女流、小山アマ 試験日程
プロ編入試験受験資格
出典:日本将棋連盟
まとめ
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